上吹越俊一が今季初Vを松阪で飾る!!

FⅡミッドナイト・ WINTICKET杯
【8月23日~8月25日】
A級決勝 優勝者 上吹越俊一 (鹿児島 99期)

本開催が終わると次節はいよいよ松阪記念が行われる。松阪バンクはカントがキツく設定されておりスピードの乗りがいいため外も伸びると選手は話す。そんなバンク特徴も見ながらA級決勝の行方を観てみたい。

A級決勝の注目は、福岡勢か。ライン先頭には八谷誠賢選手(77期)。46歳ではあるが連日年齢を全く感じさせないアグレッシブな走りを魅せている。ここはライン3車の利を活かして他ラインを封じ込めたい。番手には西田大志選手(98期)。得点トップのシリーズリーダーだけにここは負けられない。ここまで2着2本としているがそろそろ1着が欲しいところか。3番手には上吹越俊一選手(鹿児島99期)。前をしっかりガードして、チャンスの瞬間を待ち構えたい。九州別線は岡山の田上晃也選手(115期)と西田将士選手(105期)。田上選手はメンバー中唯一連勝で勝ち上がっており、自力脚見せつけてVゴールを狙う。中部勢も黙ってはいない。三重の廣田敦士選手(107期)と富山の吉川起也選手(92期)。A級決勝は人気割れの大混戦。松阪記念前の一戦を誰が制するか楽しみだ。

レースは、田上選手が前を取り、福岡ライン、中部勢の順で位置取りが落ち着く。残り2周で廣田選手が前を抑えるもすかさず、八谷選手が前を奪って後ろからの動きを待つ。打鐘が入り出方を伺うもホームストレッチで八谷選手が先行スパート。こうなると縦一本棒。後ろの廣田選手がバックから捲っていくも、西田選手が軽くブロック。内側も上吹越選手がきっちり締めて後方からの攻撃を寸断。田上選手の捲りも大外を周される格好となり不発。前3車による優勝争いは、ゴール前番手から抜け出した西田大志選手絶好かと思いきや、3番手から真ん中まで自転車を出して強烈な切れ味で追いこんできた上吹越選手がゴール手前で交わし、見事大激戦のA級決勝を優勝で飾った。

レース後今季初優勝となった上吹越選手は、「素直に嬉しい。八谷選手が頑張ってくれていたのでそれに尽きる」とレースを振り返った。今節前には雨も続いて練習については「外で練習できなくて不安だったが、優勝できてよかった」とホッとした様子。まだまだ中堅の域の上吹越選手、S級復活に向けても今後の活躍に期待したい。

A級決勝の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=A7cXaNx4_Gs)の3:30:00からご覧下さい。

今節のミッドナイト競輪は、今年1月に松阪で記録したミッドナイト1節間の売上最高記録を更新した。ご投票誠にありがとうございました。
次回開催は松阪競輪GⅢ開設71周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪。残念ながら新型コロナウイルスの影響で、無観客開催とはなったが、松阪バンクでは熱いバトルが繰り広げられる。画面越しではあるが、超一流レーサーの夢のドリームバトルをお楽しみ下さい。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
9月9日~12日 GⅢ 松阪競輪 開設71周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
10月18日~20日 FⅠ・ チャリロト杯 マックマッキー賞
10月22日~24日 FⅡ・ミッドナイト WINTICKET杯

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