ベテラン志智俊夫が魅せた!志智俊夫が5年振りのS級優勝!

京都向日町FIin松阪 CTC杯 京紅梅賞in松阪
【3月17日~3月19日】
S級 優勝者 志智 俊夫選手(岐阜70期)

令和6年度ラストとなった今シリーズ。S級決勝戦には、近畿地区の選手が5名出場と中部1名、南関1名が進出。近畿中部として、各々優勝を目指して2車ライン3つで真っ向勝負となった。京都ラインで挑むのは、徳田匠選手(119期)と窓場千加頼選手(100期)。窓場選手はグレードレースで活躍する今節大注目選手。初日特選は打鐘から先行して1着。準決勝はホームから先行して2着と好内容。決勝では、前を徳田選手に任せて優位な位置から力の違いを見せつけたい。徳田選手も2着1着で勝ち上がりを決めた。1月S級に昇級後初の決勝進出。大先輩の前で積極的な走りを披露したい。対するは中部近畿でタッグを組む福井の岸田剛選手(121期)と岐阜の志智俊夫選手(70期)。岸田選手の機動力も抜群。今節は捲り展開とはなっているが1着2着。自身のタイミングで仕掛けて強力京都ラインに挑む。番手の志智選手は準決勝でも岸田選手と連携し1着。ここも岸田選手を上手くリードしベテラン力を発揮するか。大阪ラインも黙ってはいない。伊藤信選手(92期)と佐川翔吾選手(94期)。伊藤選手は捲り12本と強烈な捲りに動けるタイプ。佐川選手も自在タイプで多くの決まり手を持つ。京都、中近ラインがやりあう展開なら一撃捲りが決まる場面もあるか。単騎で戦う神奈川の菅原大地選手(107期)も、展開一本狙い。切れ目を通って上位進出を目論む。

レース初手は、大阪ライン、京都ライン、菅原選手、中近ラインの順。残り2周で岸田選手が前を押さえて、京都ラインがこの動きに乗って岸田選手を押さえ、単騎の菅原選手も京都ラインの後ろに続く。打鐘過ぎ、ホームにかけて伊藤選手が仕掛ける。徳田選手もこれに合わせてペースを上げて先行開始。伊藤選手の捲りは、窓場選手の牽制によって止められる。バックから、佐川選手、岸田選手が捲りに動く。佐川選手は伸びず、岸田選手の先頭に迫る勢いを確認した窓場選手が番手捲りで並走。その後ろに菅原選手、志智選手が続く。4コーナー回って、最終直線伸びてきたのは志智選手。前で駆ける窓場選手、岸田選手をゴール寸前で交わして、見事優勝を飾った。2着争い制したのは窓場選手、3着に岸田選手が入着した。

レース後、志智選手のインタビューは以下の通り。
「風が強かったけど、岸田選手がグングン行ってくれてチャンスが来ました。身体の調子も良かったし、最後は思いっきり踏めてよく伸びた。松阪は相性がいい。これからも車券に貢献できるように頑張ります。」と振り返った。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=mLpfz0P7qro&t=20483s)の6:45:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
4月10日~12日 FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 日刊スポーツ賞
5月20日~22日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
7月6日~8日 FI 第五回大正カラーカップ 四五百賞 スポーツ報知賞

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