FII ウィンチケットミッドナイト競輪
【9月6日~9月8日】
A級チャレンジ 優勝者 吉田 優斗 (岩手125期)
9月の松阪競輪は4開催が行われた。今回はその1開催目として実施されたウィンチケットミッドナイト競輪のA級チャレンジ決勝戦の様子をご紹介しよう。
A級チャレンジ決勝は栃木の岡部陸斗選手(125期)、地元三重の佐藤大地選手(125期)、愛知の森崎英登選手(125期)、岩手の吉田優斗選手(125期)という、ルーキー4人の同期対決に。予選、準決勝と逃げで1着をとり好調な岡部選手は、番手に埼玉の大澤裕之選手(71期)が入っての関東ライン。同じく2日連続1着で臨む吉田選手は番手に福島の平山優太選手(119期)が備える東北ラインで迎え撃つ。三重の佐藤選手は和歌山の中野智公選手(99期)との中近ライン。地元の意地を見せ初優勝となるか。愛知森崎選手は自力単騎戦。元ロード選手の脚力で逃げ切れるか。
レースは残り2周、前をとった佐藤選手に岡部選手が抑えようと動き、一度は佐藤選手が突っ張るものの、再度抑えに動いた岡部選手と並び、踏みあっていく。そのまま佐藤選手が突っ張りきって、残り1周で番手に岡部選手が収まる。それと同時に単騎の森崎選手が吉田選手を引き連れて外側からまくっていく。2コーナーで番手の岡部選手が森崎選手を外に牽制した後先頭佐藤選手を捲っていこうとするが、その上から吉田選手が更に捲っていく。4コーナーで岡部選手と吉田選手の並走となるが、岡部選手が外から伸びて先着。養成所合格までに4回を要した吉田選手が見事初優勝を飾った。
レース後、吉田選手のインタビューは以下の通り。
「岡部(陸斗)君が行くと思っていたので、それを捲る作戦を、平山(優太)さんと立てていました。前がやり合ってくれたので、捲ることができました」
「中高は陸上でしたが、専門学校に行きながらロードを。そのときは競輪選手のことは全く頭になかったけど、就職活動をしているとき、(2019年)脇本さんが優勝した日本選手権をテレビで見て、選手になろうかなと思いました」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=QGh4ALBcjl0)の3:00:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月24日~26日 FIIミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット杯
10月30日~11月1日 FII ミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪杯 ムッチーナイトレース in 松阪
11月4日~6日 FII ナイター ニッカン・コム杯