中団捲りを決めた長谷部龍一が今期2回目のV!

FII ウィンチケットミッドナイト競輪
【9月6日~9月8日】
A級1,2班戦 優勝者 長谷部 龍一 (岐阜117期)

9月の松阪競輪は4開催が行われた。今回はその1開催目として実施されたウィンチケットミッドナイト競輪のA級1,2班戦の様子をご紹介しよう。
 
A級1,2班決勝は3分戦。注目は大阪の南部翔大選手(125期)。特昇1発目で優出を果たし、勢いに乗るルーキーは兵庫の奥谷広巳選手(78期)との近畿ライン。対するは東日本ライン。前場所川崎で優勝して調子の良い青森の磯島康祐選手(105期)の番手に神奈川の伊豆田浩人選手(87期)が入る。中部ラインは3選手で迎え撃つ。前期S級2班である岐阜の長谷部龍一選手(117期)を先頭に、三重の勝谷勝治選手(115期)、三宅裕武選手(88期)と地元勢が備える並びに。

レースは残り2周、前をとった磯島選手に南部選手が抑えようと動くが、3番手走る長谷部選手が軽く牽制。南部選手は6番手に戻り様子を伺う。中団をキープした長谷部選手は、東日本ラインとの車間を切って南部選手の捲りを警戒。打鐘と共に長谷部選手が踏み、全体がペースアップ。磯島選手が逃げの体制で最終周回へ。縦一本の中、2コーナーで長谷部選手が捲っていくがさらに後ろから南部選手も飛んでくるが伸び切らず。3コーナーで先頭磯島選手が踏ん張るが最終直線で長谷部選手が捲り切り、8月京王閣ミッドナイト以来、今期2回目、1・2班戦通算4回目の優勝を飾った。

レース後、長谷部選手のインタビューは以下の通り。
「三重の先輩が付いていたので、どこかで絶対に仕掛けようとは思っていました。南部(翔大)君をカマさせたら、多分一人で行っちゃって、磯島(康祐)さんにいい展開になる。それだけは避けようと思って、(中団で)車間を切って牽制しました」
「優勝できたけど、勝ち上がり戦で小さいレースが多いので、そこでもいいレースができるようにしたいですね」
「(今期A級に)落ちた後は躓いた」と話していましたが、近況はリズムアップ。今後はしばらく中部以外の競輪場が続きますが、この勢いでさらに上積みといきたいところです!

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=QGh4ALBcjl0)の3:19:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月24日~26日 FIIミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット杯
10月30日~11月1日 FII ミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪杯 ムッチーナイトレース in 松阪
11月4日~6日 FII ナイター ニッカン・コム杯

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