松阪FII ウィンチケットミッドナイト競輪
【5月20日~5月22日】
A級1,2班 優勝者 南部 翔大選手(大阪125期)
今節のミッドナイトが終わると、次回は7月6日からの松阪FIと暫く開催が空く。無観客開催ということも考えると、4月FI以来の有観客開催。また7月は3開催でFIIではモーニング、ナイターと開催がある。ぜひ都合が合えば松阪本場でお楽しみいただきたい。
A級1,2班戦決勝注目は、単騎で挑む南部翔大(大阪125期)。初日と2日目強烈な捲りでスピードの違いを見せつけた。ここも単騎なだけに自分のタイミングで仕掛け一気に勝負を決める。対するは3車ラインの南関関東ライン。静岡の深瀬泰我選手(119期)、千葉の太刀川一成選手(100期)、東京の長井優斗選手(95期)。深瀬選手は特選5着も準決勝では1着。ラインの長さを活かして他を制圧する。太刀川選手は今年V3と近況好調。深瀬選手に乗って逆転Vを狙う。長井選手も持ち前のタテ脚発揮なれば、3番手からでもチャンス十分か。北日本ラインは青森の小笠原一真選手(123期)と福島の山本恵介選手(100期)。小笠原選手は今年初の決勝進出。積極的な走りは健在。決勝でも主導権を握れば、番手の山本選手にチャンス巡る。好位からチャンスをものにできるか。単騎もう1選手、愛知の林敬宏選手(117期)も侮れない。ライン切れ目や南部選手の捲りに乗れればV十分。周回中の位置取りから注目だ。
レース初手は、南関関東ライン、南部選手、林選手、北日本ライン。残り2周で小笠原選手が前を押さえる。深瀬選手はすんなり引いて3番手を確保。単騎2選手も後方待機。打鐘では誰も動かず、小笠原は流しながら後ろを警戒。ホームでも動かず小笠原選手が徐々に踏み上げてマイペースに先行。縦一本棒の展開で誰も仕掛けず、バック線を通過。3コーナーから南部選手がようやく捲り発進。林選手もしっかりここに続く。4コーナー回って山本選手が小笠原選手の番手から抜け出すも、南部選手が外を通ってスピードの違いで飲み込んだ。林選手も南部選手の番手から追い込むも、タイミングよく仕掛けた南部選手が見事完全優勝を決めた。2着に林選手、3着に山本選手が入着した。
レース後、南部選手のインタビューは以下の通り。
「単騎なのでライン2つでやり合わないかと思ったら、自分ばかり見られていた。6番手の位置からでも深瀬選手がずっとこっちばかり見ていた。踏んだ瞬間はスピードも乗ったし捲れると思った。気温が暖かくなったのと練習量を増やしたお陰。S級で同期の栗山選手が待っているので、この後6連勝目指して頑張ります。」と振り返った。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=V5mmRw1M3nA)の3:20:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
7月6日~8日 FI 第五回大正カラーカップ 四五百賞 スポーツ報知賞
7月13日~15日 FIIモーニング タケガワふれあい動物園杯
7月25日~27日 FIIナイター 伊勢忍者キングダム杯