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【7月19日~7月21日】
L級ガールズ決勝 優勝者 吉岡 詩織(広島116 期)
今節は1ヶ月振りにガールズケイリンが開催。見どころ盛り沢山の開催となった。今月7月から本デビューを迎えた122期2選手、徳島の藤原春陽選手と石川の小林真矢香選手が2戦目を松阪で迎えた。藤原選手は2着2本と車券に貢献し、決勝進出を果たした。最終日には長崎の出口倫子選手(116期)がデビュー4年で待望の初勝利を飾った。松阪けいりん公式SNSにも多くのファンの方から温かいメッセージが届いた。
ガールズ決勝注目は、唯一連勝で勝ち上がった広島の吉岡詩織選手(116期)。予選2日間は危なげなく1着。競走得点トップのシリーズリーダーが、最後も勝ってシリーズを締めくくる。対するは実績十分の比嘉真梨代選手(沖縄114期)。前節落車明けの追加参戦で決勝進出は流石。3着2本と本来の調子ではないが、ここ一番での勝負強さを発揮するか。熊本の西島叶子選手(118期)は初日1着とし、調子は上々。初優勝バンクで強敵を一蹴するか。予選2日目で好レースを展開し1着とした地元の川嶋百香選手(114期)。自力選手も多いメンバー構成、好位置から一撃の差しを狙う。本デビュー後初の決勝進出を果たした藤原春陽選手も2着2本と上出来の結果。勢いそのままに初Vを目指す。愛知の當銘沙恵美選手(118期)、山口の國村美留莉選手(118期)もワンチャンスに賭ける一戦。
レースの行方に注目だ。
レースは初手ポジション争いから流動的となったが、前を取ったのはルーキー藤原選手、西島選手、國村選手、吉岡選手、比嘉選手と続き、残り2周で川嶋選手、當銘選手が位置を求めて藤原選手の後ろを主張。西島選手も引くことはなく、並走の形。打鐘が鳴り残り1周ホームで、當銘選手が先に仕掛け、一気にレースが動き出す。合わせたかった藤原選手も前に出られ、當銘選手の番手。川嶋選手と西島選手の争いは西島選手に軍配。その外を通って吉岡選手、比嘉選手が持ち味のスピードを発揮し、バックで前に出切った。この動きに冷静に付いていった藤原選手が3番手確保も、追うので精いっぱい。優勝争いは吉岡選手と比嘉選手に絞られたが、最終直線入ってもスピード落ちることがなかった吉岡選手が、見事完全優勝を飾った。
レース後のインタビューで吉岡選手は、「同期の出口選手が初勝利したので、力をもらいました。」と同期の活躍が力になったようだ。レース展開については「ポジション争いが激しかったが、後ろでどうなるか様子をみていた。」「決勝の出来は150点」と振り返った。これが今年2回目のVとなった吉岡選手、今後については「上り幅が激しいので、そこを直して自力を出して頑張りたい。」とコメント。今後の活躍に期待したい。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=UY1mrrdsgYA)の3:00:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
8月2日~4日 FⅡ・モーニング オッズパーク杯
8月15日~17日 FⅡ・ミッドナイト オッズパーク杯
8月24日~26日 FⅡ・ナイター 万協フィギュア博物館杯