松阪FI ミツイバウ記念杯 駅鈴賞 スポーツ報知賞
【3月9日~3月11日】
S級 優勝者 和田 圭選手(宮城92期)
S級決勝注目は、北日本ライン。福島の渡邉一成選手(88期)と宮城の和田圭選手(92期)。渡邉選手はここまで捲りと逃げの連勝で勝ち上がり。ここも両面作戦でレースを組み立てる。番手の和田選手は、初日特選3着、準決勝は渡邉選手と連携し2着。準決勝の再現を狙う一戦。対するは即席ラインとなった、静岡の長田龍拳選手(117期)と熊本の中川誠一郎選手(85期)。長田選手もここまで逃げと捲りで連勝。番手の中川選手は初日特選を制しており、調子は上々。即席ラインではあるが、好連係披露なるか。中部近畿ライン3車で挑むのは、福井の小森貴大選手(111期)、大阪の水谷好宏選手(93期)、地元松阪の西村光太選手(96期)。小森選手は準決勝逃げて1着。3車ラインということもあり、ここは主導権握って優位にレースを展開する。水谷選手は今節こそ4着、2着も、前節では1着2本と好成績。西村選手は、準決勝で小森選手と連携し2着。3番手から勝負どころ見定めて抜け出したいところ。
レース初手は前から、中部近畿、北日本、即席ラインの順で周回。残り2周で、長田選手が前を押さえ、打鐘手前で渡邉選手がゆっくり上昇し、先頭までポジションを上げる。長田選手が外に牽制のため僅かに膨れたところを、小森選手が内を突いて浮上し北日本ラインの後ろを確保。長田選手は6番手に戻り隊列は落ち着く。残り1周のホームから、渡邉選手が先行開始。縦一本棒でバックストレッチを通過し、3コーナーから小森選手、長田選が仕掛けるも届かず、内側を通って西村選手、最後方から中川選手が車間を縫うように浮上。しかし、4コーナー回って渡邉選手の番手から抜け出した和田選手までは届かず、中川選手が2着、西村選手が3着となった。和田選手はこれが嬉しい今年初優勝となった。
レース後、和田選手のインタビューは以下の通り。
「ゴールした瞬間は、中川選手のスピードが良くて優勝かどうか分からなかった。道中渡邉選手が先行してくれて助かったし、頼もしい先輩。昨日自転車を前のものに戻して、今日は感触が良かった。今節は、新車と嚙み合ってなくて、色々試しながらやれていいシリーズになった。これからも頑張りたい。」と振り返った。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=jjEM_zEu948)の6:30:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
3月17日~19日 京都府営FI CTC杯 京紅梅賞in松阪
4月10日~12日 FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 日刊スポーツ賞
5月20日~22日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪