松阪FIIナイター 伊勢忍者キングダム杯
【7月25日～7月27日】
L級ガールズ 優勝者 梅川 風子選手（東京112期）
今節は、松阪がホームバンクの岩見潤選手（三重71期）の引退レースが行われた。30年の競輪選手ラストランは2着に入着し、地元ファンからの声援に応えた。
L級ガールズ決勝注目は、東京の梅川風子選手（112期）。近況GI以外では無敗の成績。今節も圧倒的な走りで完全Vなるか。対するは宮崎の那須萌美選手（114期）。梅川選手の好位をマーク出来ればチャンス十分。奈良の元砂七夕美選手（108期）は、連勝で勝ち上がっており、好調気配。地元ホームバンクの竹野百香選手（124期）は2着2本。積極的に仕掛けての結果。梅川選手より先に仕掛けて押し切りを狙う。岐阜の宇野紅音選手（124期）、新潟の加瀬加奈子選手（102期）、宮崎の岩元杏奈選手（128期）も展開次第ではチャンス十分。
レース初手の並びは出入があったものの、前から加瀬選手、宇野選手、竹野選手、元砂選手、梅川選手、那須選手、岩元選手で落ち着く。残り2周でも隊列に変化なく、打鐘で竹野選手、梅川選手が前との車間を空けて仕掛けのタイミングを待つ。スローで半周流れるも残り1周ホームで竹野選手が先捲りに動く。加瀬選手も飛びつきを狙うも、竹野選手をマークする元砂選手まで前にできる。2コーナーから、梅川選手が強烈な捲りで一気に先頭に迫り、3コーナー手前で前に出ると竹野選手を大きく引き離す。梅川選手をマークしていた那須選手はピッタリ追走し、ゴール前は一騎打ちに。那須選手の差し脚迫るも、梅川選手が振り切って見事完全優勝。2着に那須選手、3着は粘った竹野選手が入着した。
レース後、梅川選手のインタビューでは「プレッシャーを感じて緊張していた。近況GI以外の優勝が続いているので、自らプレッシャーをかけている部分もある。1戦1戦勝利を収める度に安心できる。今回のレースは竹野選手がキーポイントだと考えていた。他の選手も作戦が上手いので警戒していた、風で苦労するかと考えていたが、大した問題はなかった。調整してオールスターに挑むのでよろしくお願いします。」と振り返った。
レース映像はこちら（4:40:30頃）をご覧ください。
＜次回松阪本場開催のお知らせ＞
8月15日～17日 FIIミッドナイト♥ TIPSTARリニューアル杯 松阪焼肉かどや賞
8月19日～21日 FIIナイター♥ HANADAMAカップ
9月2日～4日 FIIミッドナイト 名産松阪豚まつぶた賞オッズパーク杯
