FⅡナイター ニッカン・コム杯
【11月4日~11月6日】
L級 優勝者 大田 りゆ(埼玉112期)
今節のガールズケイリンは、予選が第3,4R、決勝が第7,8Rと時間を変更して開催された。いつもと違う時間ではあったが、多くのお客様にお楽しみいただいた。
L級の注目選手は埼玉の太田りゆ選手(112期)。ナショナルチームで培った走りで現在11連勝。勢いに乗って12連勝目に繋げられるか。対するは1着2本で完全Vを狙う地元三重の竹野百香選手(124期)。地元での初優勝を完全Vで制するチャンス。今開催1着こそないものの、自力自在で立ち回る愛知の當銘直美選手(114期)も侮れない。静岡の鈴木奈央選手(110期)、埼玉の青木美保選手(118期)は自在戦で好位から抜け出すか。三重の川嶋百香選手(114期)、愛知の高橋美沙紀選手(124期)も展開次第では、チャンスが巡るか。誰にでもチャンスがあるガールズ決勝の行方に注目だ。
初手の並びは、竹野選手、青木選手、鈴木選手、太田選手、當銘選手、川嶋選手、高橋選手という順で残り2周回。川嶋選手が単独前へ上がってきたところ、太田選手が少し車を下げて川島選手を入れる。太田選手はそのまま車間を空け、當銘選手が太田選手をマークしてた状態で打鐘を迎える。先頭の竹野選手が後方の太田選手を警戒し、最終周回1コーナーで竹野選手が先行。続く形で2コーナーから太田選手が捲りに動き、一気に先頭まで躍り出た。當銘選手が離れずに追走し、ゴール前で抜け出しを狙う。それでも2分の1車身押し切った太田選手が見事優勝、12連勝目を飾った。
レース後太田選手のインタビューは以下の通り。
「當銘(直美)選手がジカで後ろにいたのがイヤだったけど(笑)、思い切り仕掛けられたらな…と。やるべきことはできたかなと思います。出切ってからは、後ろを見つつ感じつつ、差されないように頑張りました。でも、詰め寄られたので、當銘選手は力がありますね」
レース映像は(https://www.youtube.com/live/mp_L3p2V04w?si=5UVvX7uHsE0fB5Cd)の3:42:30からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
11月14日~17日 GⅢ 第11回 施設整備等協賛競輪in松阪 The Leonids Cup