松阪FIIナイター 万協フィギュア博物館杯 リンカイ!松阪鈴杯
【2月9日~2月11日】
L級ガールズ 優勝者 児玉 碧衣選手(福岡108期)
今節は滝澤正光さんのトークショーの他に、今年1月23日にデビューしたアイドルSAKURADOLLとの競輪観戦イベントも行われた。SAKURADOLLは、「Made in Japan to the world」をテーマに日本のアイドル文化を世界中に展開していく事をコンセプトにしたアイドルグループ。松阪けいりん場内には、メンバー全員の直筆サイン入りポスターを掲示中。ぜひご来場の際はご覧ください。
L級ガールズ決勝は、豪華メンバーが集結。注目はGGP常連の児玉碧衣選手(福岡108期)。今年は意外にも優勝はなく、決勝戦で苦戦が強いられている。予選では連勝で勝ち上がり、調子は悪くなさそう。初日の1着インタビューで滝澤さんとの掛け合いで、自信を取り戻した様子。ガールコレクション、ガールズトーナメントを制した好相性バンクで、今年初Vに燃える。対するは埼玉の飯田風音選手(120期)。飯田選手は地元西部園で今年初Vを飾った後は、不安定な着取りが続く。今節は2着1着と復調の兆し。自力勝負で女王に挑む。今節好調に映るのは愛知の中嶋里美選手(110期)。好位置が巡れば展開一突きも十分。地元からは太田美穂選手(112期)。連日積極的に動いたが故に3着4着。地元の利を活かしてV奪取を狙う。愛媛の渡部遥選手(122期)、大分の安東莉奈選手(122期)、石川の宮西令奈選手(124期)にもチャンス十分。位置取りから目が離せない一戦だ。
レースの初手並びは、飯田選手、宮西選手、安東選手、渡部選手、太田選手、児玉選手、中嶋選手の順。残り2周から打鐘にかけて、太田選手が徐々に前進。児玉選手、中嶋選手も続く。打鐘過ぎに太田選手が先頭に立つも、内側を走る飯田選手は引かず、児玉選手と並走。3番手の位置も内に宮西選手、外に中嶋選手で並走。緩んだところを4コーナーから渡部選手がカマシ先行の形で叩いてペースアップ。渡部選手の仕掛けに全員が反応し、児玉選手も渡部選手の番手を狙いに行くも内側で太田選手が主張。ならばと2コーナーから児玉選手がそのまま渡部選手を交わして主導権を奪う。児玉選手の番手には終始児玉選手をマークしていた中嶋選手、3番手に上手く外へ持ち出した飯田選手が続き、太田選手は内に包まれる苦しい展開で前3人が抜けてV争い。4コーナー回って中嶋選手、飯田選手が児玉選手を差し迫ろうとするも、押し切った児玉選手が嬉しい今年初Vを飾った。2着に飯田選手、3着に中嶋選手が入着した。
レース後、児玉選手のインタビューは以下の通り。
「(今の気持ちは?)今年初優勝できてホッとしている。昨年11月玉野以来でとにかくホッとしている。(レース展開について)3日間で今日が一番バンクが重たかったので前前にいたかった。太田選手の後ろに乗っていって先頭見たら、宮西選手だと思ったら飯田選手でヤバいってなった。でも渡部選手が来てくれて良かった。踏んだり止めたりして脚にきていたがその後の走りは良かった。」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=88UEFj3eHfw&t=15992s)の5:00:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
2月17日~19日 FI クラウン警備保障杯 松浦武四郎賞 中日スポーツ賞
3月1日~3日 京都府営FIIミッドナイト オッズパーク杯
3月9日~11日 FI ミツイバウ記念杯 駅鈴賞 スポーツ報知賞