FⅠ ムコリンムッチー賞
【10月1日~10月3日】
A級1,2班決勝 優勝者 小川 将二郎(徳島121期)
A級決勝は2分戦。注目は徳島の小川将二郎選手(121期)と香川の森安崇之選手(84期)の四国ライン。小川選手はここまで3着2本ではあるが、積極的に動いた結果。同期相手に気合いでVを狙う。番手の森安選手は8月以来の決勝進出。小川選手の仕掛けに乗って、ゴール前勝負に持ち込みたい。対するは福岡の林昴選手(119期)率いる九州勢。佐賀の坂田康季選手(121期)、福岡の中園和剛選手(89期)が続く。中でも坂田選手は今開催1着2本の好成績。京都の藤木裕選手(89期)との番手争いにも注目だ。岐阜の野崎翼選手(121期)は、ここまで1着こそ無いものの安定した走りで勝ち上がっている。単騎戦となったが、展開次第ではチャンスが巡るか。
レースは残り2周、前を取ったのは野崎選手。2番手に小川選手、3番手に森安選手が続く形。後ろへと少し離れた林選手を迎え入れようと、4番手の坂田選手が車間を空ける。しかし、打鐘のタイミングで林選手がそのまま大きく動き、坂田選手は少し遅れて林選手との車間が空く。3コーナーでその隙を突くように野崎選手が番手にハマり、追いついてきた坂田選手と、その後ろから迫る小川選手、野崎選手が番手争いをしながら最終周回へ。先頭は変わらず林選手で、番手争いは小川選手が一旦下がるも野崎選手、坂田選手は両者譲らない。その並走の後ろを小川選手が捲りに構えた状態で4コーナーへと駆け抜ける。ゴール直前で小川選手が捲りに出たところ坂田選手が競りかけるも、小川選手が捲りきって見事優勝を飾った。
レース後小川選手のインタビューは以下の通り。
「どんな形になるか分からなかったので、それに対応していけた。(最近優勝が無かったが、どうか?)ずっと2、3着が続いていた。ずっとあと少しという形で走っていた。」
「次回も精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。」
レース映像は(https://www.youtube.com/live/3rw-lWgAuXg?si=qd39m44XlHYcqYMw)の5:49:30からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
11月4日~6日 FII ナイター ニッカン・コム杯
11月14日~17日 GⅢ 第11回 施設整備等協賛競輪in松阪 The Leonids Cup