FⅡデイ オッズパーク杯 京千両万両賞in松阪
【12月19日~12月21日】
A級チャレンジ班 優勝者 山崎 歩夢(福島125期)
今節の3日目には、松阪けいりん場内で第21回りんりん朝市が開催された。地元松阪の飲食店などが一同に集結。松阪の美味しいごはんが、けいりん場で食べれるとあって人気のイベント。機会があれば、ぜひご来場いただきたい。
A級チャレンジ決勝注目は、福島勢。山崎歩夢選手(125期)と佐藤裕輝選手(98期)の2車。山崎選手は山崎芳仁選手(88期)を父に持つ2世レーサー。ここまでも実力を発揮し、11月のルーキーシリーズプラスから3場所連続Vで勢いに乗る。佐藤選手も、山崎選手の仕掛けに乗ってゴール前勝負に持ち込みたい。対する埼玉勢の中島淳選手(125期)とその番手の菱沼元樹選手(111期)は準決勝でワンツーフィニッシュを決めていおり、決して侮れないコンビ。南関ラインは2車。静岡の神尾敬冬選手(123期)、千葉の會田正一選手(68期)。會田選手が神尾選手の好位を活かしてVを掴み取れるか。東京の永井哉多選手(121期)は単騎で挑む。
レースは残り2周。先頭は山崎選手と佐藤選手の福島勢。3番手に神尾選手率いる南関ライン。それに並走する形で中島選手、菱沼選手の福島勢。その後方に単騎永井選手が続く形。中島選手が前へと動き、山崎選手が車を下げる。先頭は中島選手、3番手に永井選手と山崎選手が並走し、6番手に神尾選手という形。打鐘前の2コーナーを過ぎ、神尾選手が勢いよく前へ飛び出して會田選手が連結から外れ、會田選手は菱沼選手の位置を奪って巻き返しを図る。神尾選手の番手には、中島選手がハマって最終周回へ突入。1コーナー付近先頭のペースが緩んだところを、4番手から山崎選手が仕掛け、先頭に躍り出て後ろを完全にちぎって勝負あり。強さを見せた山崎選手が完全Vを飾った。
レース後 選手のインタビューは以下の通り。
「(完全優勝した今のお気持ちは?)完全優勝できてほっとしています。(スタートを取っての決勝戦だったが、どんなイメージでのぞんだ?)Sを取って、そのあと順番から勝負しようと思っていた(車を下げたとき並走になるようなところもあったが)ラインの人が付いてくれていたので、そこは引いて構えてからの方がよかったのではないかと思っています。(踏んでからは)状態が良くなかったが、最終日はなんとかまとめられて良かった。(前検日に18連勝してS級へ、という目標を聞いたが)力がまだまだ足りないのでしっかり練習して底力をもっと上げたい」
「これからも一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いいします。」
レース映像は(https://www.youtube.com/live/S_kZEC7NQTM?si=Kakjow0-aNUv9nnx)の5:16:30からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
12月28日~30日 FI みどり警備保障杯&CTC杯
1月2日~4日 FIIミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット杯
1月8日~10日 FII モーニング 野田工業杯