岩井ファンの期待に応えるV

FIIモーニング 野田工業杯
【1月8日~1月10日】
A級1,2班 優勝者 岩井 芯選手(岐阜125期)

今節は野田工業杯ということで、野田工業様に協賛いただいた。野田工業は、松阪市にある建設業者。足場工事やリフォームの他、アパレル業や飲食業も行っている。詳しくは野田工業ホームページをご覧ください。https://n-d-k.work/company/

A級1,2班戦注目は、岐阜の岩井芯選手(125期)。岩井選手は、10月に特別昇班を決め、前々場所の豊橋で1,2班戦初V。今節も連日力強い競走でシリーズを牽引し、V最有力候補。番手には同県の尾方祐仁選手(123期)。尾方選手は昨年松阪のレースに多く参加し、走り慣れたバンク。岩井選手の番手となり、Vチャンスは十分。3番手に富山の松崎貴久選手(82期)が固めて中部勢が盤石。対するは中国九州ラインで挑む岡山の矢部駿人選手(121期)、福岡の良永浩一選手(86期)。矢部選手も連日積極的な走りを披露。強力中部勢に対してタイミングよく仕掛けて制圧したい。番手の良永選手は連勝勝ち上がっており、松阪好相性バンク。矢部選手に乗ってゴール前勝負に持ち込みたい。即席ラインで挑むのは、栃木の秋本耀太郎選手(117期)と奈良の野口正則選手(105期)。

レースは残り2周、前を取った中部勢に対して秋本選手が前を押さえた。中団をキープしたい動きの中部勢であったが、矢部選手が打鐘前で仕掛けて更に前を押さえる。しかし、矢部選手の番手の良永選手との車間が開いた隙に、岩井選手が矢部選手の番手を奪う。尾方選手もここにしっかり続くも、松崎選手との連携は外してしまった。良永選手は尾方選手の後ろに上手く収まって反撃のチャンスを待つ。逃げる矢部選手の後ろで岩井選手が捲りのタイミングを待ち、最終バックストレッチで捲り発進。尾方選手がこれに続くも、良永選手は尾方選手との車間が開きながらも追走。優勝争いは完全に岐阜勢一騎打ちとなったが、尾方選手も岩井選手との車間を詰めることは出来ず、岩井選手が見事完全優勝を飾った。

レース後、岩井選手のインタビューは以下の通り。
「(レース展開について)秋本選手を突っ張りたかったが、突っ張れなくて焦ってしまった。その後、矢部選手の後ろが離れていたので焦って飛びついた。結果的に尾方選手とワンツー決まったが松崎選手に迷惑をかけてしまったのは申し訳ないです。(今年の抱負)S級点が取れるように頑張りたい。」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=MyFiBh9s3jQ&t=17149s)の4:44:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
1月14日~16日 京都向日町FIIミッドナイトin松阪 ウィンチケットミッドナイト競輪
1月23日~26日 GⅢ 大阪・関西万博協賛 開設74周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
2月1日~3日 富山FIIミッドナイトin松阪 オッズパーク杯

アーカイブ

PAGE TOP