松阪FI クラウン警備保障杯 松浦武四郎賞 中日スポーツ賞
【2月17日~2月19日】
S級 優勝者 佐藤 一伸選手(福島94期)
2月のレースということもあり、最終日は雪が降るバンクコンディションの中レースが行われた。
S級決勝は、3分戦となった。中部ラインで挑むのは三重の伊藤裕貴選手(100期)。ここまで2着2本。地元バンクで久々のV決めるか。番手には岐阜の松岡篤哉選手(97期)。松岡選手は1着2着と調子はまずまず。伊藤選手の動きに乗って優勝を狙う。対するは絶好調近畿ライン。滋賀の藤井昭吾選手(99期)と和歌山の椎木尾拓哉選手(93期)。藤井選手は連勝で勝ち上がり。椎木尾選手は1着、2着で勝ち上がりと今節の安定感は抜群。積極的な自力が不在なだけに、展開見据えて自在に立ち回る。ライン3車出来たのは北日本ライン。ライン先頭は福島の佐藤一伸選手(94期)。番手に北海道の川津悠揮選手(96期)。川津選手も連勝で勝ち上がっており、シャープな走りを披露。佐藤選手の動き次第では、チャンス十分。3番手に埼玉の中田健太選手が入ってラインを固める。
レース初手は、前から中部ライン、北日本ライン、近畿ラインの順。残り2周のホームで藤井選手が上昇し、前を取り、中部ライン、北日本ラインはそのままで打鐘。藤井選手も後ろの動きを見ながら、流し気味で仕掛けを待つ。残り1周ホームから、藤井選手が徐々にペースアップして先行。伊藤選手は車間を空けて捲るタイミングを図っていたが、バックから佐藤選手が先に捲りに動く。椎木尾選手も2センターで佐藤選手を牽制しながら、タテに踏む。両者によるゴール争いは、外で伸ばした佐藤選手に軍配。2着には佐藤選手の番手を通って川津選手、3番手に椎木尾選手が入着した。
レース後、佐藤選手のインタビューは以下の通り。
「(レースの作戦について)仕掛けのポイントをワンポイントに絞って行けてもいけなくても仕掛けようとは決めていた。仕掛けたときのスピードも良く、自分でも踏めている感じはあったので前に出切れて良かった。(上がりタイム11.5秒)出てますね」と振り返った。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=D0KXOWW9GgQ)の6:25:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
3月1日~3日 京都府営FIIミッドナイト オッズパーク杯
3月9日~11日 FI ミツイバウ記念杯 駅鈴賞 スポーツ報知賞
3月17日~19日 京都府営FI CTC杯 京紅梅賞in松阪