松阪FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 日刊スポーツ賞
【4月10日~4月12日】
S級 優勝者 村上 博幸選手(京都86期)
今開催は場内イベントも多く行われた。最終日に行われた未確定車券抽選会では、旧デザインのS級S班ユニフォームを景品に用意。多くのお客様が参加し、抽選会も盛り上げた。今後の松阪開催でも、レア賞品が手に入るキャンペーンが実施される。開催前に松阪けいりんホームページをぜひチェックしてみてほしい。
S級決勝注目は、地元松阪ホームバンクの皿屋豊選手(111期)。連日積極的な走りを披露し、特選2着、準決勝3着。状態は良さそうに見えるだけに、ホームバンクで優勝を狙いたい。番手には、京都の村上博幸選手(86期)。初日特選でも皿屋選手と連係し、ワンツー決着。ここも皿屋選手の仕掛けに乗ってゴール前勝負に持ち込むか。3番手に兵庫の村田雅一選手(90期)。ここまで連勝で勝ち上がりと好調気配。2月のGⅠでも決勝進出。ライン3番手からでもチャンスは逃さない。対するは、中国ライン。岡山の片岡迪之選手(93期)と山口の桑原大志選手(80期)。2選手は準決勝でも連係し、ラインワンツー決着。その準備では先行する皿屋選手を捲っての結果。準決勝の再現を狙う一戦。単騎で挑むのは、熊本の松岡辰泰選手(117期)と茨城の木村皆斗選手(119期)。松岡選手は2着2本、木村選手は連勝で勝ち上がった。自力自在タイプな2選手だけに、展開巡ればチャンスは十分。
レース初手は、中近ライン、木村選手、中国ライン、松岡選手の順。残り2周では誰も動かず誘導員が残る。打鐘で松岡選手が内側を通って、木村選手の位置を競りかける。これを見た皿屋選手が、徐々に踏み込み先行開始。4番手争いは松岡選手に軍配。木村選手は最後方に後退。皿屋選手も良いペースで踏み上げて、後ろを全く寄せ付けない縦一本棒の展開。3コーナー手前から松岡選手が仕掛けるも、前を走る村田選手を半車身後方の位置まで。ゴール前は、完全に中近3車による優勝争い。制したのは、番手からゴール前で抜け出した村上選手。2着に村田選手、3着に皿屋選手が逃げ粘った。
レース後、村上選手のインタビューは以下の通り。
「ロングの先行をした皿屋選手と後ろ固めてくれた村田選手のおかげで優勝することができた。(作戦は?)初手は前からで、皿屋選手が地元なので勝てる組み立てを考えていた。(一本棒のレース展開について)こうなったら何が何でも援護するつもりで考えていた。ラインワンツースリーは、皿屋選手の強さの結果。」と振り返った。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=2uJCoaBgf58)の6:10:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
5月20日~22日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
7月6日~8日 FI 第五回大正カラーカップ 四五百賞 スポーツ報知賞
7月13日~15日 FIIモーニング タケガワふれあい動物園杯