FI 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞
【8月23日~8月25日】
A級1,2班 優勝者 竹田 和幸(岐阜78期)
前節のFIナイターから2週間。再び松阪FIナイターが行われた。今節は中継番組の解説、場内予想会に坂本勉さんが登場。場内予想会では、多くのお客様が坂本さんを一目見ようと集まった。FI開催は、普段中継番組内に登場するレジェンド解説者達が、場内予想会に登壇するため次回以降ぜひ遊びにきてほしい。
A級1,2班決勝注目は、栃木の中村隆生選手(117期)と秋田の高橋秀吉選手(88期)の北日本関東ライン。中村選手は前期S級。降級初戦は優勝。今期2回目のVを目指す。番手の高橋選手は6月以来の決勝進出。中村選手の仕掛に乗ってゴール前交わしてVのチャンス。対するは近畿ライン。ライン先頭は和歌山の稲毛知也選手(123期)。今期から1,2班戦。昇班後初の決勝進出。積極的なレースで主導権を握りたい。番手には坂本匡洋選手(91期)。坂本選手も前期S級の実力者。ここまで準決勝戦が鬼門となっていたが、今節は1着で突破。本領発揮といきたいところ。中部勢も黙っていない。地元三重の廣田敦士選手(107期)と岐阜の竹田和幸選手(78期)。廣田選手は最近4ヶ月のバック回数が17回と先行主体の選手。今節の動きもよく、先行逃げ切りVを狙う。竹田選手も7月以来の決勝進出。廣田選手が逃げる展開ならチャンス大。単騎で挑む吉武信太朗選手も、前がもがき合う展開となれば一撃が決まってもおかしくない。
レースは残り2周、前を取った中村選手に対して廣田選手が抑え、吉武選手が中部勢に続いて3番手確保。打鐘から稲毛選手が仕掛けも廣田選手も踏み上げて、先頭は並走の形。残り1周ホームでは稲毛選手と坂本選手との連携は外れ、廣田選手が稲毛選手を迎え入れるような格好で2番手を確保した。バックから再び廣田選手が仕掛けて、中村選手がいけないとみるや高橋選手が中部勢に後ろを追走する吉武選手に切り替えた。廣田選手、稲毛選手の並走が長く続いている間に、吉武選手が竹田選手の内側を突いて、さらに廣田選手と稲毛選手の間を狙うも前が詰まる展開。最終直線で廣田選手も稲毛選手を交わしたが、外から竹田選手、高橋選手が伸びてきて、好位から抜け出した竹田選手が約4年ぶりの優勝を飾った。
レース後竹田選手のインタビューは以下の通り。
「みんな調子がよかったので、厳しいレースになるだろうなと思っていました。(廣田敦士君には)『臨機応変に行け。稲毛(知也)が来るから、突っ張るか出すかはお前が決めろ』と言っておきました。(廣田君が番手にハマってすかさず行って)気持ちがすごかった。吉武君が来たときは『しまった』と思ったけど、吉武君が内に入ってくれたので、僕のところには来ないな…と。いいレースでしたね(笑)」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=9Su-bxmnp44)の4:57:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
9月6日~8日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
9月12日~14日 FII ミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
9月17日~19日 FII モーニング ごかつら池ふるさと村杯