松阪開催2連覇!!太田美穂が地元ファンの声援に応える!!

FI COPD認知度向上カップ 本居宣長賞 日刊スポーツ賞
【9月22日~9月24日】
L級ガールズ決勝 優勝者 太田 美穂(三重112期)

今節はCOPD認知度向上カップということで、松阪市民病院 呼吸器センター様にご協賛いただいた。COPD認知度向上カップと題してレースが行われた。COPDとは、慢性閉塞性肺疾患のことで、主に煙草が原因の生活習慣病。競輪を通じてCOPDという言葉を覚えていただこうと、今年で4回目の開催となった。第1回、第2回大会では、浅井康太選手(三重90期)がS級戦を制し、第3回大会のA級1,2班戦では伊藤稔真選手(三重111期)が制しており、三重支部の活躍に縁がある開催となっている。第4回大会の行方にも注目が集まった。

L級ガールズ決勝注目は、地元の太田美穂選手(112期)。6月松阪ミッドナイトで初の地元バンク優勝を飾り、今年はV6の好調ムード。有観客の地元ファンの前では未優勝のため、勝ってファンの声援に応えたい。対するは予選連勝で勝ち上がった、静岡の鈴木美教選手(112期)。鈴木選手VS太田選手は6月ミッドナイトの再戦。前回のリベンジに燃える一戦。更に奈良の日野未来選手(114期)が加わって3強。日野選手は7月の前橋で完全優勝以来、6節連続優参も未優勝。そろそろ優勝したいところだ。ここに割って入りたいのは、東京の高橋朋恵選手(108期)、岐阜の増田夕華選手(118期)。展開次第ではチャンス十分の大阪の成田可菜絵選手(112期)、神奈川の高木佑真選手(116期)。レースの行方に注目だ。

レースは残り2周、前を取った太田選手が後方の動きを待つ。打鐘で高木選手が動き、これに乗って日野選手、高橋選手の3車が前を取る。高木選手はホームから先行、同タイミングで4番手に引いた太田選手が捲り先行を狙って仕掛け、この動きを見た日野選手が高木選手の後ろから番手捲り発進し2コーナー前で先頭に。しっかり反応した高橋選手が好位置でマーク。追う太田選手と車間が少し空いた瞬間、鈴木選手が内に潜り込んですり抜けを狙うも、下がってくる高木選手、外並走する太田選手との間で詰まるアンラッキー展開もなんとか粘っている。スピードよく逃げる日野選手に、太田選手が3コーナーで1車身差まで迫る。さらに太田選手の後ろをピッタリマークしている増田選手もV争いに加わって大混戦。必死に逃げる日野選手に外伸びた太田選手が、ゴール前2分の1車輪抜け出し見事優勝、2着に見せ場作った日野選手、3着はイン詰まり展開から何とか抜け出した鈴木選手となった。好位置からレースを盛り上げた増田選手、高橋選手は4着、5着と好レースが展開された。ゴール後太田選手は、スタンドの地元ファンの方の声援に笑顔で手を振って応えた。

レース後の太田選手のインタビューは下記の通り。
「(1コーナーで)ちょっと迷ったけど、(日野選手に)行かせて。それがよかったのか悪かったのかは分からないけど。今日も重かったけど、何とか届いてよかったです」
「(賞金ランキング10位前後なので)賞金でのグランプリ出場は厳しい。去年の競輪祭では何もできなかったので、今年は脚を出せたらいいと思います」
「たくさんの方に応援してきただき、優勝できたと思います!松阪のお客様の前で優勝できたのは初めてだったので嬉しい。(管理棟改修工事あけの)1年後の松阪でも優勝できるように頑張ります!師匠の萩原操さんには、今日電話しようと思います!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=BFs49TqmVnA)の5:14:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月7日~10日 GⅢ 開設72周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
10月17日~19日 FI CTC杯 マックマッキー賞 スポーツ報知賞
10月22日~24日 FⅡ ウィンチケットミッドナイト競輪

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