FⅠナイター ガードマンのみどり警備保障杯&CTC杯 マック&マッキー賞
【12月28日~12月30日】
S級 優勝者 嘉永 泰斗選手(熊本113期)
今節は競輪界で一番のBIGレースである競輪グランプリの裏開催で行われた。ナイター開催とあって、 夕方のグランプリレースを場外発売で楽しんだ後、松阪の本場レースをさらに楽しんでいただけた。
S級決勝注目は、中部勢。愛知の藤井侑吾選手(115期)と三重の浅井康太選手(90期)。藤井選手は、中部地区を代表する自力選手。浅井選手の実力は言わずもがな。主導権取ってラインワンツー決着にファンの期待が集まる。中部の3番手の位置に青森の永澤剛選手(91期)が加わる。対するは九州勢。前から熊本の嘉永泰斗選手(113期)、徳永哲人選手(100期)、長崎の井上昌己選手(86期)。嘉永選手も自力実績確かな選手。藤井選手がオーバーペースで逃げれば、一撃捲りのチャンスか。徳永選手、井上選手は離れずについていきたいところ。単騎で群馬の木暮安由選手(92期)。中部九州のライン切れ目から展開を探す一戦。
松阪2024年ラストに相応しい豪華メンバーによる決勝戦となった。
レースは残り2周、前を取った中部勢に対して嘉永選手が前を取りに動くも藤井選手が当然突っ張る。嘉永選手は一旦5番手に収まり再度仕掛けの機を待つ。打鐘で動きなく、4コーナーで嘉永選手が動きたいタイミングで、藤井選手が踏み込んで先行体制に持ち込む。好ペースで逃げる藤井選手に対して浅井選手は車間を少し空け、波を作って後方の仕掛けを牽制。嘉永選手はバックストレッチで再度仕掛け、浅井選手の横まで上昇、浅井選手も横に動いて必死に嘉永選手を止めるも、3コーナー過ぎで1車身浅井選手の前に出た。すかさず浅井選手も嘉永選手の番手に収まり、逆転のチャンスに賭ける。徳永選手は浅井選手の外を回ってゴール前勝負に持ち込む。それでも絶好のタイミングで捲った嘉永選手を誰も捕まえることが出来ず、嘉永選手が2024年松阪ラストチャンピオンに輝いた。2着に浅井選手、3着に徳永選手が入着した。
レース後嘉永選手のインタビューは以下の通り。
「(率直の気持ちは?)最近調子良くなかったけど、最後なんとか優勝で締めることが出来て良かった。(踏み出した手応えは?)踏み出しは微妙だったけど、上手く捲れた。浅井選手より肩半分前に出れたので、もって来られても大丈夫な位置まで来れたのが良かった。もっともっと強くなるのでこれからも応援よろしくお願いします。」
レース映像は(https://www.youtube.com/live/–aUqAVign0?si=sWyGQMZr9qn15kB5)の5:26:00からをご覧ください。
2024年の松阪けいりん場では、多くのレースが行われた。1月1日~のお正月ミッドから始まり、年末12月30日までレースが続き多くのお客様にご来場いただいた。ファンの皆様の記憶に残る松阪のレースはどのレースでしょうか?2025年は1月に松阪記念もある。今後も松阪けいりんをどうぞお楽しみください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
1月2日~4日 富山FIIミッドナイトin松阪 競輪アプリはウィンチケット杯
1月8日~10日 FII モーニング 野田工業杯
1月14日~16日 京都向日町FIIミッドナイトin松阪 ウィンチケットミッドナイト競輪