松阪FIIナイター 万協フィギュア博物館杯 リンカイ!松阪鈴杯
【2月9日~2月11日】
A級1,2班 優勝者 犬塚 貴之選手(愛知117期)
A級1,2班決勝戦出場予定であった福井の内山慧大選手(123期)は、指定練習中の落車により欠場となった。決勝戦注目は初日特選を制した東北ライン。宮城の木村佑来選手(119期)と福島の岡部芳幸選手(66期)。木村選手は前期S級戦で戦っていたこともあり、今年最初のレースで優勝、次節で準Vと安定した成績。機動力発揮して今年2度目のVに挑む。番手の岡部選手は初日特選で差して1着。展開を一突きできるタテ脚はまだまだ健在。木村選手に乗ってチャンスを掴みたい。対するは中部近畿ライン。愛知の犬塚貴之選手(117期)と奈良の三谷政史選手(93期)。犬塚選手と三谷選手は準決勝でも連携しワンツー決着。タイミング良く仕掛けて準決勝の再現を狙う。単騎で2選手。神奈川の池邉聖選手(123期)と東京の永井哉多選手(121期)。池邉選手は連勝中、永井選手は初日1着と自力ある選手の単騎なだけに、隊列短くなったところを一捲りする展開もある。
レースの初手並びは、前に中部近畿ライン、東北ライン、池邉選手、永井選手。残り2周で永井選手が動くも犬塚選手が突っ張り、永井選手は一度後方に下げる。その隙に池邉選手が内側を通って中部近畿ラインの後ろに収まる。打鐘で永井選手が一気に踏み込んで、単騎逃げ。犬塚選手も前を追うも2車身程車間が開く展開。バックからは木村選手が捲りを仕掛けるも池邉選手の牽制で2センターでストップ。犬塚選手も3コーナーで永井選手に追いつきそのまま捲り、4コーナーで出切った。後ろから三谷選手が追いこんで来るも、最後まで踏み切った犬塚選手が見事優勝を飾った。2着に三谷選手、3着は永井選手が粘った。
レース後、犬塚選手のインタビューは以下の通り。
「(今の気持ちは?)永井選手が強くて持ち出したときに不安だった。微差だけど抜けてよかった。前節欠場明けだったので優勝できて嬉しい。(今節振り返っては?)初日、2日目とバックとれていないので、もっとタテ磨いてレースを動かせるようにしたい。また次も頑張るので応援お願いします。」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=88UEFj3eHfw&t=15992s)の5:26:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
2月17日~19日 FI クラウン警備保障杯 松浦武四郎賞 中日スポーツ賞
3月1日~3日 京都府営FIIミッドナイト オッズパーク杯
3月9日~11日 FI ミツイバウ記念杯 駅鈴賞 スポーツ報知賞