京都向日町FIIミッドナイトin松阪 ウィンチケットミッドナイト競輪杯 ムッチーナイトレースin松阪
【1月14日~1月16日】
A級チャレンジ班 優勝者 藤井 奬選手(広島113期)
今節は京都府営の借上げ開催。レースに直接大きな影響はないかもしれないが、誘導選手にも注目してほしい。普段の松阪開催であれば、三重県の選手が交代で誘導員を全レース務める。しかし借上げ開催となると、三重県の選手と主催場、今節でいうと京都府所属の選手で誘導員を務めることとなる。普段の松阪開催では見られない誘導員にもぜひ楽しんでいただきたい。
A級チャレンジ注目は、125期の2選手。徳島の森柾斗選手と鹿児島の寺師幸成選手。森選手は前々節の玉野、前節の小松島で2場所連続完全優勝中。特別昇班の可能性があったが準決勝で惜しくも2着。ここは気持ちを切り替えて連続Vに燃える一戦。愛媛の曽我部匡史選手(82期)が番手につける。一方の寺師選手は、2着4着の勝ち上がりと今節はまだ1着はない。番手に長崎の山口幸太郎選手(99期)とともに打倒四国ラインに挑む。愛知ラインも黙ってない。臼井昌巨選手(89期)と山田哲也選手(99期)。125期同士がやり合う形になればチャンスは十分。単騎で自力自在に動ける広島の藤井奬選手(113期)も同様。一瞬の隙を見逃さない走りでVを手繰り寄せるか。
レースは、残り2周前を取ったのは四国ライン。6番手から森選手が押さえに動くかに見えたが、4番手アウトコースで止まって藤井選手と競るような形。打鐘手前で森選手は藤井選手の外を諦め、臼井選手のアウトコースにつき中団を取りにいくも、臼井選手が主張し隊形に変化なし。残り1周から寺師選手がマイペースの先行開始。森選手はバックから捲り発進。3コーナーで2番手走る山口選手が外に牽制し、森選手は苦しい展開。山口選手が外に膨れた隙に、藤井選手がインに切り込み、今度は山口選手を外に弾いて寺師選手を抜きにかかる。藤井選手の後ろを上手く通って臼井選手も浮上したゴール前勝負は、一瞬の隙を突いた藤井選手が差し切って見事優勝を飾った。2着に臼井選手、3着に粘った寺師選手が入着した。
レース後、藤井選手のインタビューは以下の通り。
「(作戦)前の3番手を狙っていた。切って切っての展開なら外からついていくつもりだった。最悪放り込めばいいと思って走った。(踏んだ感じ)調子は良かったが寺師選手が思ったよりかかっていて、外からいけないと思って甘えて内に行った。今後も1走1走大事にしていきたい。」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=tRUMI0zpqXo)の3:10:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
1月23日~26日 GⅢ 大阪・関西万博協賛 開設74周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
2月1日~3日 富山FIIミッドナイトin松阪 オッズパーク杯
2月9日~11日 FIIナイター 万協フィギュア博物館杯 リンカイ!松阪鈴杯