松阪FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 日刊スポーツ賞
【4月10日~4月12日】
A級1,2班 優勝者 野崎 将史選手(岡山109期)
松阪今年度最初の開催は、FI開催。今節最終日には、今年デビューする三重支部所属127期谷澤優貴選手と辻田祥大選手の新人選手紹介が行われた。スタンドには未来のスターを一目見ようと多くのお客様が来場された。6月中旬まではルーキーシリーズに出走し、7月から本格的にデビューとなる。2選手の活躍を楽しみにしたい。
A級1,2班決勝注目は、地元松阪がホームバンクの伊東佑晟選手(125期)。伊藤選手は1月からA級1,2班に特別昇班。2月に高知で1,2班戦初優勝。今節も連勝で勝ち上がっており、地元松阪バンクで今年2回目の優勝を目指す。番手には愛知の舘泰守(80期)。舘選手は前々節で優勝、前節準優勝し、今節も連勝と好調気配。伊藤選手の仕掛けに乗って優勝を狙う。対するはライン3車で挑む岡山2車+千葉1車の即席ライン。ライン先頭は、岡山の米嶋恵介選手(119期)。米嶋選手も前節優勝と気配良好。番手には岡山の野崎将史選手(109期)。初日特選こそ6着だったが、米嶋選手と連携し2着。再度の連係でワンツー決着を狙う。3番手に千葉の植草亮介選手(90期)が付く。即席ラインとはなるが、主導権握るライン3番手から、密かに抜け出しを狙う。単騎で挑むのは2選手。熊本の松尾勇吾選手(115期)。準決勝では強烈な捲りを披露し、ライン同士がやり合えば一撃で決まる機動力は確か。長野の上原龍選手(95期)も展開を突くタテ脚は十分。切れ目からチャンスを伺う。
レース初手は中部ライン、上原選手、岡山千葉ライン、松尾選手の順。残り2周で米嶋選手が押さえて伊東選手はすんなり後方6番手に引いた。切れ目には松尾選手、上原選手の順に収まり、全選手が後方からの仕掛けを待つ。打鐘、4コーナーからの仕掛けはなく、米嶋選手がホームからマイペースの先行へ。一本棒の展開で伊東選手が動いたのは、バックストレッチから。米嶋選手もしっかりとペースを上げていたこともあり、伊東選手の捲りは強烈に出ていくことはなく、1車進んだ5番手上原選手の横で止まる厳しい展開。4コーナー回って、番手から抜け出したのは野崎選手。これを追って4番手から外を通って迫る松尾選手、3番手から間を割って入ろうと植草選手。大外通っては、捲り不発位置から立て直した伊東選手が伸ばすも2,3着争いまで。絶好位から抜け出した野崎選手が見事優勝を飾った。2着に松尾選手、3着に伊東選手が入着した。
レース後、野崎選手のインタビューは以下の通り。
「米嶋選手が作戦会議から行きますと言ってくれたので気合いを感じた。脚は初日、2日目より今日が一番良かった。(タテに踏んだタイミングとしてはどうだったか?)最初伊東選手が来たのが分かって、次見たら松尾選手が来ていたので踏ませてもらった。今節は3日間同県の後輩と走れて、自分の課題もかなり見つかった。それでも優勝出来て良かった。次節も頑張ります。」と振り返った。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=2uJCoaBgf58)の5:38:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
5月20日~22日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
7月6日~8日 FI 第五回大正カラーカップ 四五百賞 スポーツ報知賞
7月13日~15日 FIIモーニング タケガワふれあい動物園杯