松阪FIIナイター 伊勢忍者キングダム杯
【7月25日~7月27日】
A級チャレンジ 優勝者 長野 魅切選手(愛媛127期)

今節最終日、場内では夕方16時からサマーフェスティバルが開催された。焼きそばやかき氷、クレープ、松阪ならではの鶏焼肉など、多くの屋台や縁日が並び、特設ステージでは三重高校ダンス部によるダンスショーや忍者ショー、大道芸が行われた。ご家族やお友達同士で多くご来場いただき、2000人以上の方で賑わいました。ご来場された方々におかれましては厚く御礼申し上げます。
A級チャレンジ決勝注目は、各ライン先行の新人127期3名だ。
中国2車ライン先頭は藤田楓選手(岡山127期)。積極果敢な走りで前節の高知で完全優勝。今節も予選1着、準決勝2着。番手には石黒健選手(広島81期)が付き、藤田選手が主導権を握れば石黒選手にチャンスが巡る。
四国ラインは長野魅切選手(愛媛127期)、藤原義浩選手(徳島76期)の2車ライン。今節も果敢なロングスパートを見せている機動型の長野選手が勝負を仕掛けレースを運ぶか。藤原選手も展開次第で後方からチャンスを掴む。
中近ラインは3車で、先頭を走る谷澤優貴選手(三重127期)は、地元ホームバンク気合が入る。今節は連勝で勝ち上がっており、決勝戦はラインの厚みを生かしてペース駆けに持ち込む。番手の日浦崇道選手(和歌山109期)も谷澤選手に続く形から差し込めるか。坂田学選手(兵庫83期)も準決勝では鮮やかな差しで勝利。3番手から勝利を逃さない。
力の拮抗した新人127期が先頭に立つ3分戦となった今レースに注目だ。
レース初手は前から中近ライン、中国ライン、四国ラインの順。残り2周にかけて長野選手が動くも、誘導を切った形で再び後方に下がってタイミングを伺う。打鍾後、藤田選手仕掛け、中国ラインが先頭に。この動きに反応した長野選手が、中国ラインの後ろを確保するも、番手の藤原選手との連結は外れる。谷澤選手が長野選手の後ろに入り残り1周。最終バックで長野選手が捲り、谷澤選手もこの捲りに続く。藤田選手も前で抵抗を見せるも、4コーナー回って長野選手、谷澤選手によるV争いに。タイミング良く仕掛けて抜け出した長野選手が見事優勝を飾った。2着は谷澤選手、3着は谷澤選手に追走した日浦選手が入線した。
ー今日は作戦をどう考えてましたか?
ちょっと車番が悪かったんで、後ろ攻めになるかなと思って、予想通り後ろ攻めで。あの誘導を切りに行って、ブーメランになるかなと思って、自分が思った通りの展開になりました。
ー中断から藤田君が仕掛けて、そこをすかさず切り替えてよくとりました。
緩んだところで自分も仕掛けようかなと思っていたんですけど、思いの外藤田君が早く仕掛けたので、それに乗ろうという風に思って冷静に判断できました。
ーバックから捲りの余裕がありました。
余裕がありました。足は貯められていたので。
─これで2場所連続優勝ですね。
なんとか優勝できたので、嬉しいです。
ーでは3日間応援してくださった皆様にメッセージお願いいたします。
3日間応援していただき、ありがとうございました。引き続き今後のレースも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
レース映像はこちら(4:12:30頃)をご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
8月15日~17日 FIIミッドナイト♥ TIPSTARリニューアル杯 松阪焼肉かどや賞
8月19日~21日 FIIナイター♥ HANADAMAカップ
9月2日~4日 FIIミッドナイト 名産松阪豚まつぶた賞オッズパーク杯

