須藤英伊須が差して嬉しい初優勝!!

松阪FIIナイター 万協フィギュア博物館杯 リンカイ!松阪鈴杯
【2月9日~2月11日】
A級チャレンジ 優勝者 齋藤 英伊須選手(青森125期)

今節は、松阪場内にて日本競輪選手養成所所長の瀧澤正光さんによるトークショーが開催された。主には今節出場中の127期を早期卒業した市田龍生都選手(福井)の話題について、お話いただいた。貴重な話を聞けるとあって場内には、多くのお客様が集まった。

A級チャレンジ決勝の注目は、市田龍生都選手。しかし、お昼頃行われる選手の指定練習中に無念の落車があり負傷欠場となってしまい、6車立てで行われることとなった。
 決勝戦には125期の選手が4選手勝ち上がった。まずは強力愛知ライン。森崎英登選手と高野信元選手の125期2人と3番手に愛知の瀧本匡平選手(97期)で盤石ライン。森崎選手と高野選手は連勝で勝ち上がっており、上位独占を目論む。対するは東北ライン。青森の齋藤英伊須選手(125期)と宮城の高橋明久選手(98期)。齋藤選手は、まだ優勝がない。決勝戦にはコンスタントに進出しているだけに、そろそろチャンスを掴みたいところ。単騎では、奈良の西岡利起選手(125期)が展開見据える。前で仕掛け合う展開なら、チャンスは十分に巡る。

レースは前を取った愛知ライン、4番手の東北ライン、単騎の西岡選手の順で周回。残り2周となっても誰も仕掛けなく、森崎選手が誘導選手との車間を空けて後続の動きに備える。打鐘過ぎ、スローペースになったところを西岡選手が一気に仕掛けてレースが動く。西岡選手は先頭となり2番手との車間が5車身程離す。他選手も西岡選手の仕掛けに合わせて踏み込んだことでレースが動き、後続の位置取りも変化。森崎選手と高野選手との車間が一瞬空いたのを見逃さなかった齋藤選手が森崎選手の番手を確保。高野選手は4番手、高橋選手が5番手、瀧本選手が6番手とラインが入り混じった展開。森崎選手が第2先行という形で西岡選手をぐんぐんと追い上げ、5車身あった差を4コーナー手前で追いついてゴール前勝負に持ち込む。脚を溜めていた齋藤選手が森崎選手の番手から抜け出し、高野選手も3番手から差し迫るも、絶好位を確保した齋藤選手が嬉しい初優勝を飾った。

レース後、齋藤選手のインタビューは以下の通り。
「強いメンバーの中、優勝できて嬉しい。同期がどんどん優勝をしていく中で焦っていたが、この勢いに乗ってまた優勝したい。(レースについて)後ろからのレースになると思ったので行けるところから行くつもりだったが、上手く番手に入ることができた。(番手に入って追走中は)これ優勝できるんじゃないかと思って走っていた。(初優勝したご褒美は?)親孝行できることをしたい。」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=88UEFj3eHfw&t=15992s)の4:32:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
2月17日~19日 FI クラウン警備保障杯 松浦武四郎賞 中日スポーツ賞
3月1日~3日 京都府営FIIミッドナイト オッズパーク杯
3月9日~11日 FI ミツイバウ記念杯 駅鈴賞 スポーツ報知賞

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