主力坂口楓華がパールカップの雪辱を晴らす完全V

FIIミッドナイト チャリロト&リンカイ!杯
【6月19日~6月21日】
L級 優勝者 坂口 楓華(愛知112期)

今節はチャリロト&リンカイ!杯。現在放送中のTVアニメ「リンカイ!」はご存知だろうか?ガールズケイリンを題材にしたアニメで、全国の競輪場が登場人物のモチーフとなっている。松阪けいりんのキャラクターは、「松阪鈴(まつさかすず)」で元レスリング選手。アニメリンカイ!はAbemaTV、Amazonプライムビデオなどでも配信中。放送地域外の方はぜひそちらかご覧ください。リンカイ!についてはこちらhttps://rinkai-pj.com/

ガールズ注目は、GIパールカップに出場した2選手。愛知の坂口楓華選手(112期)と奈良の日野未来選手(114期)。坂口選手は、3月のガールズケイリンコレクションで優勝し、その後も特別競走以外は完全優勝と安定感抜群。ここも競走得点トップのシリーズリーダーの意地を見せる。日野選手も5月四日市で完全優勝と好調ムード。久留米GI、岸和田GIともに予選をクリア。今節も後ろを話す圧倒的な勝ち方で連勝。持ち味のダッシュ力を活かして優勝を狙う。地元からは太田瑛美選手(120期)。太田選手は、久留米GIで予選を突破。展開ハマれば逆転Vは十分にある。熊本の村田奈穂選手(116期)、長崎の山口伊吹選手(116期)も自在戦で好位から抜け出すのが持ち味。富山の下条未悠選手(118期)も積極的なレースで活路を見出す。直前の四日市は強い勝ち方で完全優勝。今節は4着2本ではあるが、不気味な存在。松阪で嬉しい本デビュー初1着を飾った岐阜の宇野紅音選手(124期)も展開向けばモノにするだけの脚はある。誰にでもチャンスがあるガールズ決勝の行方に注目だ。

初手の並びは、宇野選手、下条選手、太田選手、日野選手、山口選手、坂口選手、村田選手の順で周回。残り2周で、坂口選手が4番手の日野選手を牽制するように外側で蓋をする形で並走。日野選手も打鐘前のバックストレッチから徐々にスピードを落とし、坂口選手、村田選手を入れる形。2番手を走る下条選手もこの動きを見ながら前との車間を空けて臨戦態勢を取る。残り1周のホームから日野選手が仕掛ける。これに合わせて全選手が一気に加速してペースアップ。先頭に躍り出たのは2選手。内側に坂口選手、外側に日野選手。後ろは、日野選手の仕掛けに乗った山口選手、前で受けた太田選手、坂口選手の後ろから仕掛けた村田選手の順でバック線を通過。大接戦の先頭争いは、日野選手が半車身出かけるも、内側で粘りを見せた坂口選手がコース有利に3、4コーナーで制圧。実力発揮のレースで一気にVゴール。終始日野選手をマークした山口選手が外側から伸びて2着、3着には見せ場作った日野選手で入着した。

レース後坂口選手のインタビューは以下の通り。
「(位置取りについて)日野選手はダッシュがあるので先に仕掛けられるが一番リスクがあった。前にいた方が絶対にいいと思って主張した。」
「(仕掛け位置について)今日は腹くくって先行でもいいと思って踏んだ。」
「(今後)一戦一戦どれだけ自分らしさを出せるかだと思うので、そこに集中して頑張りたい。」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=ry7GXazxabg)の3:10:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
7月25日~27日 FIIミッドナイト やっぱ!オズパ!杯
8月10日~12日 FIナイター❤ 夏の霜ふり本舗杯 CTC杯 本居宣長賞 スポーツニッポン賞
8月23日~25日 FIナイター 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞

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