今年初優勝の飯野祐太選手!松阪2場所連続準優勝の雪辱晴らす!!

FI CTC杯 マックマッキー賞 スポーツ報知賞
【10月17日~10月19日】
S級決勝 優勝者 飯野 祐太(福島90期)

松阪バンクでは選手管理棟立替工事の関係で、11月前半の開催をもって本場開催は終了となる。S級戦が観戦できるのも今節で終了。工事は来年8月末頃までを予定している。今年、今年度ラストのS級戦が松阪バンクで行われた。

S級決勝の注目は、初日特選を制して連勝で決勝に進出した、高久保雄介選手(京都100期)。徹底先行型が不在となった決勝戦。バック本数で勝る高久保選手が主導権を握って、完全Vに闘志を燃やす。番手には、富山の宮越孝治選手(82期)。初日特選でもライン連携があり、ワンツー決着の再現を狙う。対するは、福島コンビ。飯野祐太選手(90期)、佐藤慎太郎選手(83期)。飯野選手は準決勝で、若手自力型の選手を破り、脚の気配は良さそう。捲って一気に勝負を決めるか。ライン3車で結束するのは、埼玉勢。阿部大樹選手(94期)、中田健太選手(99期)、武藤篤弘選手(95期)。準決勝では阿部選手と中田選手のラインがワンツー決着を決めていた。ここは3車ラインを活かして他ラインの捲りを封じこみたい。特選メンバーから5選手が優出。ただ、意外にも誰が勝っても今年初優勝の本決勝戦。レースの行方に注目だ。

レースは残り2周、前をとった高久保選手に対して、阿部選手が抑え、飯野選手が中団を確保。打鐘が鳴るも飯野選手、高久保選手は動かず残り1周。阿部選手が腹を括ってペースを上げて先行。2コーナーから飯野選手が捲り発進。2番手を走っていた中田選手が牽制するも飯野選手を止められず、飯野選手が一気にトップへ。番手を走っていた佐藤選手は、中田選手に絡まれる展開。なんとか佐藤選手も乗り越えたが、飯野選手との距離は空き2着。6番手から追い込みを見せた高久保選手も3着まで。バック捲りを綺麗に決めた飯野選手が見事今年初優勝を飾った。

レース後の飯嶋選手のインタビューは下記の通り。
「阿部(大樹)君が切ったところを切りたいなと思ったけど、阿部君も結構踏んだので、中団を取る形になりました。今日はちょっと脚が重いなと思ったけど、最後は気持ちで踏めました。ワンツーが決まってよかったです」
「松阪は2場所連続決勝2着だったけど、今日は優勝できて素直に嬉しい。前回和歌山では、お客さんに迷惑をかけてしまったけど、今回は脚の感じもよく、準決勝と決勝で(期待に)応えられたかなと思います。これからも、自力のときはしっかり自力を出して、番手のときは番手の仕事をしっかりできるように、脚力を上げていきたい」
「遅くまで応援ありがとうございました。これからも一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=d9tICfRrlDU&t=21494s)の6:35:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月22日~24日 FⅡ ウィンチケットミッドナイト競輪
10月27日~29日 FⅡナイター この道の先にNIPPO杯
11月6日~8日 FⅡ ミッドナイトウィンチケット競輪

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