単騎戦制した吉武信太朗!今年2回目通算24回目のV!!

FⅡ・ミッドナイト オッズパーク杯
【6月19日~6月21日】
A級1,2班決勝 優勝者 吉武 信太朗(愛媛107期)

 今節はオッズパーク杯。視聴者プレゼントや松阪けいりん公式SNSのキャンペーンでは、オッズパークイメージキャラクターの「マキバオーTシャツ」が景品となった。プレゼントの応募総数も多く、開催、キャンペーンともに盛り上がった。松阪けいりんでは、オッズパーク杯が今後何節か続く。今回当たらなかった方、応募出来なかった方もまだまだ当たるチャンスはある。松阪けいりんの開催を要チェックだ。

 A級1,2班の注目は、4車ラインで戦う中部勢。ライン先頭は愛知の井田晶之選手(113期)。予選は逃げて1着とし、ここも逃げ展開でライン決着を狙う。2番手は石川の山崎晃選手(95期)。2日間逃げて2着、自力脚は確か。2段駆けの展開でも、チャンス十分。3番手には準地元の伊藤世哉選手(三重87期)。ここまで差し2本で連勝とし、完全優勝がかかる一戦。3番手からでもゴール前の勝負強さ活かしてVゴール狙う。4番手に愛知の篠原忍選手が固め、中部鉄壁で上位独占か。対するは近畿の2人、奈良の佐山寛明選手(113期)と大阪の坂本匡洋選手(91期)。3日間連携となり息はピッタリ。佐山選手は初日特選も制しており、シリーズリーダーの本領を発揮するか。単騎で戦う吉武信太朗選手(愛媛107期)。準決勝では逃げて1着と調子は上々。単騎でも侮れない存在だ。
 
 レースは残り2周、前を取った中部勢が突っ張る構えで後ろを警戒。佐山選手も5番手から車を外に出し少しペースを上げさせて誘導を下させる。打鐘3コーナーから佐山選手が先行狙って仕掛け、井田選手も突っ張って抵抗するも佐山選手、坂本選手が前を抑えきった。最後方にいた吉武選手が2コーナーからインを通って前へ迫る。4コーナーにかけて反撃の捲り返しで井田選手、山崎選手が外に膨らんだ懐を吉武選手、伊藤選手が通って近畿2人を追いかける。粘る佐山選手も、スピードよく差して通った吉武選手が抜け出し見事優勝。執念の追い込みを見せた伊藤選手も、1歩及ばず2着となった。

 レース後のインタビューで吉武選手は「何とか優勝できて良かった」とホッとした様子。展開については「最後方にいたのは不味いと思って、本能的に内行って、上手く前が空いてくれて良かった」と最後まで諦めない走りがVに繋がったようだ。解説の坂本勉さんも、単騎の走りはセンスが問われ、吉武選手のセンスが光ったレースと絶賛していた。来期はS級の吉武選手。今後の活躍にも期待だ。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=v4Ap9wLDUhA)の3:30:00からをご覧ください。

 <次回松阪本場開催のお知らせ>
7月19日~21日 FⅡ・ミッドナイト・ 競輪アプリはウィンチケット
7月29日~31日 FI・ナイター・ HANADAMAカップ CTC杯 駅鈴賞
8月2日~4日 FⅡ・モーニング オッズパーク杯

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