待ってました下井竜!!地元松阪バンク初優勝!!

FⅡ・ミッドナイト WINTICKET杯
【11月23日~11月25日】
A級1,2班決勝 優勝者 下井 竜(三重 117期)

今節の初日11月23日には、福岡県の小倉競輪場で今年最後のGⅠ競輪祭決勝が行われた。競輪最高峰の戦いである競輪グランプリ出場権を賭けて、激しい戦いが繰り広げられた。今年の競輪祭優勝は、茨城の吉田拓矢選手(107期)。今年の賞金ランク上位9名が出揃い、12月30日(木)静岡競輪場での大一番グランプリが行われる。年末の戦いまで目が離せない。
 
松阪ミッドナイトWINTICKET杯A級1,2班戦注目は、地元松阪所属の下井竜選手(117期)。予選準決勝と逃げて、捲って1着と地元の期待に応えた。調子はあまり良くないと話しながらも、地元バンクでの初優勝にファンの期待が下井選手へ注目が集まる。番手には愛知の松山佳輔選手(88期)。準決勝からの再連携。また中部別線単騎の山口聖矢選手(岐阜115期)にも注目。山口選手も連勝で勝ち上がっており、完全優勝がかかる一戦。単騎でどのような立ち振る舞いをするか。中部勢に対するは、九州勢。熊本の松岡孔明選手(91期)、福岡の藤田剣次選手(85期)。松岡選手の強烈捲りで活路を見出すか。

レースは残り2周。松岡選手が一旦前を抑え、ラインを整えるため一旦ペースを落とす。その隙に下井選手が後方からスパートし前を抑えきって打鐘。山口選手もこの動きに続き中部3車がラインのように先行体制を構築。ホームストレッチで松岡選手が山口選手の内側に入り、山口選手の捲りを誘発。捲りに行った山口選手を、番手の松山選手が好ブロック。
これにより山口選手は後退。3コーナー周って松岡選手3番手から渾身の捲りを披露。最終直線に戻ってきて、逃げる下井選手を捕まえにかかる。下井選手も最後の力を振り絞り驚異の粘りをみせ、最後は両者ハンドル投げのデッドヒート。決着は8分の1車身リードを守った下井選手が見事完全優勝を飾った。下井選手はデビュー後初の地元バンクでの優勝となった。

レース後下井選手は「嬉しいの一言です。」と地元初優勝を喜んだ。レースのゴールした瞬間について聞かれると「差されたと思った。控室戻るまで2着だと思っていた。」とコメント。また「優勝は番手の松山選手のおかげです。」と好ブロックをみせた松山選手への感謝していた。来期S級も決まっている下井選手。今後の活躍に期待が高まる。

レース映像は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=N2lETmfuBjQ)の3:30:00からご覧下さい。

 <次回松阪本場開催のお知らせ>
12月12日~14日 FⅡ・モーニング7 みんなの競輪カップ
12月17日~19日 FⅠ・ナイター COPD認知度向上カップ 松浦武四郎賞
1月1日~3日   FⅡ・ナイター 大正カラーカップ

アーカイブ

PAGE TOP