来期S級の伊藤稔真!準地元バンクで完全V達成!!

FⅠ・ナイター COPD認知度向上カップ 松浦武四郎賞
【12月17日~12月19日】
A級1,2班決勝 優勝者 伊藤 稔真(三重 111期)

今節は松阪市民病院呼吸器センターにご協賛いただき、COPD認知度向上カップと題してレースが行われた。COPDとは、慢性閉塞性肺疾患のことで、主に煙草が原因の生活習慣病。競輪を通じてCOPDという言葉を覚えていただこうと、今年で3回目の開催となった。
 
決勝注目は、初日、2日目を1着で勝ち上がった三重の伊藤稔真選手(111期)。2日間逃げて1着としており、調子は上々。番手には地元松阪所属の東鉄也選手(88期)。決勝進出は6月の大宮振り。久々の決勝ではあるが、伊藤選手の後ろはしっかり守りたいところ。ライン3番手には大阪の小林卓人選手(79期)と中近ラインで上位独占を狙う。対するは中国四国ライン。徳島の久樹克門選手(113期)、愛媛の葛西雄太郎選手(85期)、岡山の高田大輔選手(97期)。こちらも3車ラインのため、前を抑えて中近ラインの動きを封じたい。単騎で戦う長崎の阪本和也選手(115期)の動きにも注目。ライン同士が牽制、縺れ合いがあれば自力脚ある選手なだけにチャンス十分。

レースは残り2周で、久樹選手が前を抑えて中近ラインの動きを待つ。打鐘が鳴り、伊藤選手は2センターのカントを上がり、下り坂を利用してホームから一気に前を抑えて先行体制。後ろの東選手、小林選手もこの動きに離れずに続き中近3車が前に出切る。巻き返したい久樹選手も中近ラインの後ろで好機を待つ格好。最終バック過ぎから単騎の阪本選手が捲り発進。ラインの壁を乗り越えていくも、2センターから久樹選手も外に出て捲りを狙ったため、結果的に阪本選手を牽制する展開となってしまい、最終直線で中近ライン3車が完全に上位独占。番手から東選手、小林選手が追い込みをみせるも、最後までスピードを落とすことなく粘りきった伊藤選手が押し切って見事優勝を飾った。ゴール後伊藤選手はスタンドの声援に手を挙げて応えた。

レース後、伊藤選手は「3年振りくらいに完全優勝出来て良かった。」と笑顔で答えてくれた。また3日間インタビュールームにはレインボーカップに出場した、同期の佐賀の金ヶ江勇気選手のウエアを着て登場。金ヶ江選手も3着に入り来期S級昇級を決め、伊藤選手も「来期S級で一緒に走れるので、楽しみにしたい」と同期ライバルとの対戦を楽しみにしている様子であった。伊藤選手も1月からS級復帰。S級での活躍に期待したい。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=hzuZ14gh92U&t=6s)の5:22:30からご覧下さい。

 <次回松阪本場開催のお知らせ>
3月4日~6日  FⅡ・ナイター❤ ガールズケイリントーナメント!CTC杯
3月21日~23日 FⅡ・モーニング❤ 茶重リーフティーカップ賞

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