特班後初の完全V!常次勇人がスター階段を駆け上がる!

FⅡ レースプロカップ
【8月29日~8月31日】
A級1,2班決勝 優勝者 常次 勇人(大阪121期)

今節はレースプロカップということで、レースプロ合同会社様にご協賛いただいた。松阪、四日市競輪の実況を務める立野純さん、MCを務める谷友梨子さん、宇都宮競輪の実況を務める中村将司さんが所属と、実はファンの皆様にとっても身近な会社様。競輪ファンの皆様に喜んでいただこうと、オリジナルのクオカードや、ベビースターラーメンも作成、これらが当たるキャンペーンも実施と大いに開催を盛り上げた。第2弾が開催されることを楽しみに待ちたい。

A級1,2班決勝注目は、大阪の常次勇人選手(121期)。特別昇班して2戦目の今シリーズ、予選、準決勝戦では力の差を見せつけて連勝。勢いそのままに出世街道まっしぐらか。番手には大阪の谷和也選手(115期)。7月残念ながらS級から降格となったものの、自力で動ける23歳。常次選手との連携で他を圧倒するか。対するは3車ラインで挑む南関ライン。ライン先頭は、静岡の菅原裕太選手(100期)。初日特選2着、準決勝では捲って1着と調子は上々。ルーキー相手の競走なだけに先輩の意地を魅せる。番手には同県の鈴木良太選手(86期)。初日特選でも菅原選手と連携し1着。3番手の神奈川の出澤拓也選手(111期)も準決勝菅原選手と連携し2着。好相性3車で大阪ライン粉砕に挑む。秋田の佐々木吉徳選手(100期)、山梨の城幸弘選手(96期)も展開次第ではチャンス十分。

レースは残り2周、前を取った南関勢を佐々木選手、常次選手が抑えようと動く。先に前を抑えた佐々木選手も、打鐘前に大阪ラインが前を取り、南関ラインが便乗。佐々木選手と菅原選手選手が3番手を求めて競る形で打鐘。常次選手が外からの動きを警戒して、内側を空けた瞬間、菅原選手が内に切り込み常次選手と並走して残り1周のホーム。再度常次選手は先行体制の持ち込むも、番手の谷選手と菅原選手が競る展開に変わりレースが動く。内側で常次選手の番手に潜り込んだ菅原選手が、3コーナーで谷選手を捌き、完全に常次選手と菅原選手の一騎打ち。ペースで駆けていたのか、4コーナー周って踏みなおした常次選手がそのまま押し切って見事昇班後初優勝を飾った。

常次選手のレース後のインタビューは以下の通り。
「優勝できたことはよかったけど、高校の先輩である谷さんと決められなかったので、嬉しい気持ちと悔しい気持ちがあります」
「初手で後ろになることは分かっていたので、前に出てから考えようと思っていました。でも自分のミスで内を空けてしまって…。後ろが競りの競走はあまり経験がないので少し戸惑ったけど、自分の力を出し切ることだけを考えて踏みました。ゴールしたときは嬉しかったけど、右から4番車(菅原裕太)が来ていたので、ワンツーではなく悔しかった」
「今後はGⅠで活躍できる選手になりたいので、しっかり長い距離をもがいて、A級ではトップの選手でいられるように。いつも応援してもらっているおかげで、練習にも身が入って強くなれていると思います。これからも応援していただけると嬉しいです」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=YseEFTH-ppM)の6:22:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
9月22日~24日 FI・COPD認知度向上カップ 本居宣長賞 日刊スポーツ賞
10月7日~10日 GⅢ 開設72周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
10月17日~19日 FI CTC杯 マックマッキー賞 スポーツ報知賞

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