近況絶好調の山口龍也が3場所連続V

FⅡミッドナイト オッズパーク杯
【8月17日~8月19日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 山口 龍也(長崎111期)

厳しい暑さの中開催された松阪FⅡモーニングから、約2週間。松阪市内は雨が降る機会増え、体感的には涼しく感じられる日、時間帯が増えた。さらにミッドナイト開催はより気温が下がり、お盆らしい開催となった。

A級チャレンジ決勝注目は、ルーキー121期の2選手。熊本の松本秀之慎選手と宮崎の田中要選手。松本選手と田中選手は2日目準決勝でも対決し、田中選手が逃げ切り1着、捲り届かなかった松本選手が2着となった。差は僅かに2分1車輪だっただけに、力は五分。鍵を握るのはラインの結束力。松本選手の後ろは同県の吉成貴博選手(97期)と西島貢司選手(64期)。田中選手の後ろは、長崎の山口龍也選手(111期)と福岡の田中孝法選手(91期)。山口選手は2日間自力で2着1着。田中要選手の後ろとなれば絶好の展開となりそう。単騎で戦う岐阜の板橋慎治選手(95期)も展開突く脚はある。ルーキーの力勝負か、ベテラン勢の立ち回りが光るか決勝レースの行方に注目だ。
 
レースは残り2周、田中要選手が前を抑えようと動くも、松本選手が突っ張り、後方で再度仕掛けのタイミングを待つ。打鐘で熊本ライン全体が田中選手の動きを警戒し外に膨れた瞬間、4番手に付けていた板橋選手が内側潜り込み、松本選手の番手に飛びついた。残り1周のホームで松本選手も先行開始、板橋選手と吉成選手が競りながら前を追い、番手は板橋選手に軍配も、2コーナー過ぎで松本選手と2~3車身開いてしまった。田中要選手も渾身の捲りで、4車身差を一気に詰めて松本選手に3コーナーで急接近。二の足で粘る松本選手も田中要選手が4コーナー出口で捕まえ前に出た。最終直線は田中要選手のマークを外さず付いてきたライン同士の対決。田中要選手もスピード落ちる気配なくゴールに向かうも、番手から追い込んだ山口選手が、ゴール前の2漕ぎで2分の1車輪交わして、見事優勝を飾った。

レース後のインタビューで山口選手は、「田中要選手が調子良かったので、全てを任せてた。」「前がごちゃごちゃして見たときに口が空いてしまったけど、脚には余裕がありました。落ち着いて追い込めたのでよかったです。」とレースを振り返った。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=dnr-B9FiuwI&t=11563s)の3:10:00からをご覧ください。

<松阪本場開催のお知らせ>
8月29日~31日 FⅡ レースプロカップ
9月10日~12日 FI 秋の霜ふり本舗杯 松阪木綿賞
9月22日~24日 FI・❤ COPD認知度向上カップ 本居宣長賞 日刊スポーツ賞

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