静寂な無観客バンクに響いた雄叫び!齋木翔多がV歓喜!!

FⅡ・ミッドナイト VTuber宇佐美にさみCUP
【4月13日~4月15日】
A級1,2班決勝 優勝者 齋木 翔多(静岡115期)


 今節はVTuber宇佐美にさみCUP。3月4日~6日に行われた松阪FⅡナイターガールズトーナメントCTC杯で行われた、VTuber配信車券バトルの優勝特典の冠レース。総勢24名の中で見事1位に輝いたのが宇佐美にさみさん。期間中、場内には等身大パネルや、ポスターが飾られた。VTuber競輪プロジェクトの一環となった今シリーズ。今後のキャンペーンはこちらを確認ください。(https://vkeirinpj.com/

 A級1,2班戦注目は、今節シリーズリーダーの齋木翔多選手(静岡115期)。初日特選は着、準決勝1着と調子は上々。連日軽快な走りを披露しており、得意の捲りでVゴールを狙う。齋木選手の番手には同県の高橋隆太選手(90期)。齋木選手の仕掛けに付いていければ展開向く一戦なだけに、番手死守に全集中だ。対するは神奈川の119期ルーキーの梅田加津也選手。A級1,2班戦ではまだ優勝がない梅田選手。強敵相手に強気の逃げで押し切りたい。番手には埼玉の高橋広大選手(99期)。準決勝では梅田選手とワンツー決着を飾っており、ラインの連携は抜群。梅田選手の逃げに付いていき、齋木選手の捲りをブロックして、V奪取に燃える。北日本ラインの動向にも注目。秋田の佐々木吉徳選手(100期)と福島の坂口卓士選手(88期)。単騎で挑む猪俣康一選手(愛知99期)も実力上位で侮れない。細切れ戦の本決勝、レースの動向に注目だ。

 レースは残り2周、佐々木選手が前を抑えるも、齋木選手がすぐさま前を取って打鐘。単騎の猪俣選手がここで裏をかく先行発進、梅田選手も同時に仕掛けており残り1周のホームでは梅田選手ラインが前に出て先行逃げ切り体制。目まぐるしく変わる展開に、齋木選手は一瞬車間が空いた。徐々に車間を詰め直して、残り半周で齋木選手の渾身の捲り発動。番手の高橋選手との連結は外れてしまったが、一気に先頭まで駆け上がる勢い。必死に逃げる梅田選手を2センターで飲み込み決着。強烈な捲り披露で優勝を決めた瞬間、齋木選手の雄たけびが静寂なバンクに響き渡った。

 齋木選手はレース後のインタビューで、作戦、レース展開について「作戦は中団から切って切ってで誰も来なければ仕掛けようと思っていた。」「梅田選手の動きに注目していたが猪俣選手が先行したのは予想外だった。」「(捲るタイミングは)猪俣選手より先に動かないといけないと思っていた。」などと語ってくれた。またゴールの雄たけびについては「2着が続いていたのと、1つ前の邊見選手の特班をみて逆に緊張してしまい、ゴールの瞬間嬉しくてつい叫んでしまった。」と話してくれた。今後については「逃げでの決まりてを増やしていきたい」とのこと。逃げても捲っても強い齋木選手の活躍には、今後に注目だ。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=DRO1jFlFF0U)の3:30:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
5月9日~11日  FI 第三回大正カラーカップ 松浦武四郎賞 中京スポーツ賞
5月14日~16日  FⅡ・ミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット (※富山市営)

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