FIIミッドナイト やっぱ!オズパ!杯
【7月25日~7月27日】
A級チャレンジ 優勝者 谷内 健太 (京都125期)
今節はA級3班チャレンジレース7R制で行われた。125期と言えば、今月7月から本デビュー戦となり、全国で活躍が目立つ。今節は7月下旬ということで125期の選手たちは既に1節走っている。徐々に実力が発揮される期待のルーキー達から目が離せない。
決勝戦注目は、地元松阪バンクからデビューした伊東佑晟選手。前節の豊橋で行われた本デビューシリーズで見事優勝を飾った。今節も連勝で勝ち上がり安定感抜群。地元バンクで完全優勝を成し遂げたい。番手には地元の先輩坂元洋行選手(88期)が着き、3日間の連携となる。対するは栃木の福田稔希選手(125期)。福田選手も前節のいわき平シリーズで見事完全優勝。力強い走りで同期対決を制するか。番手には神奈川の山本淳選手(94期)。岡山の三木健正(125期)も果敢な仕掛けで初Vを目指す。三木選手は、前節こそ未勝利に終わったが、今節は連勝で決勝に進出。勢いそのまま初Vを狙う。番手には愛媛の梶應弘樹選手(57期)で3日間連携となる。単騎で挑むのは京都の谷内健太選手(125期)。地元の本デビュー戦は惜しくも決勝3着。前節の悔しさをバネに一発強襲でV奪取に燃える。125期同士のスピードバトルに注目だ。
レースは残り2周、前を取ったのは三木選手。このタイミングでは動かずに打鐘で福田選手が前を抑えてペースで先行。三木選手は3番手に入ったが、外側で伊藤選手が蓋をする形で並走。単騎の谷内選手はじっと前の動向を伺う。残り1周でも隊列に変化なく進み、2コーナーから谷内選手が一気の捲り。前を福田選手も必死にスピードを上げて逃げるも、4コーナー出口で完全に出切られた。伊東選手も若干踏み遅れた展開となったが、3車身程離れた位置から、最終直線を使って谷内選手を猛追。しかし3車身の差は大きく、タイミング良く仕掛けて抜け出した谷内選手が嬉しいデビュー初優勝を飾った。
レース後谷内選手のインタビューは以下の通り。
「先行意欲のある福田(稔希)と三木(健正)の上を、伊東(佑晟)が叩くと見ていました。後ろで冷静に(流れを)見ることができました」
「ただ、勝ち上がり段階では納得ではなかった? そうですね、しっかり練習積んで修正して、8月にいいレースできるように頑張ります!」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=EavAjj4bIjs)の3:12:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
8月10日~12日 FIナイター 夏の霜ふり本舗杯 CTC杯 本居宣長賞 スポーツニッポン賞
8月23日~25日 FIナイター 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞
9月6日~8日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪