松阪2020年ラストチャンプは、浅井康太!!

FⅠ♥ COPD認知度向上カップ 松浦武四郎賞 スポーツ報知賞
【12月25~12月27日】
S級決勝 優勝者 浅井 康太(三重 90期)

直前のL級、A級の決勝が終わり、2020年松阪バンクはラストS級の決勝を残すのみとなった。振り返れば3月の無観客レースや開催中止、FⅠ7車立てレースの開催、期待のルーキー3名のデビュー、初のナイター開催等様々な事があった。そんな1年を締め括るS級決勝を見守ろうと、スタンドには多くのファンが集まった。

決勝の注目は、なんといっても地元浅井康太選手(90期)。四日市こそホームバンクだが、松阪も準地元で走り慣れたバンク。今年は、記念4回とFⅠ3回優勝と素晴らしい成績を残したが、グランプリ出場まで後1歩届かなかった。グランプリの鬱憤晴らしに燃える一戦。

そんな浅井選手を引っ張るのは、愛知の高橋和也選手(91期)。準決勝での捲り追い込みは鮮やか。後ろは任せて、ゴールまで粘りこめるか。このコンビに対するは、千葉の鈴木裕選手(92期)。自力ある脚で、浅井選手らを止めたい。鈴木選手が浅井選手と縺れることがあれば、番手に付ける中村浩二選手(千葉79期)、単騎の小松崎大地選手(99期)にチャンスが巡る。浅井選手がファンの期待に応えるか、誰が一波乱起こせるか大注目のS級決勝は、松阪2020ラストに相応しい好メンバー、好レースが期待される。

レースは打鐘後、高橋選手が前を抑えて先行を狙って先頭に立つも、番手の浅井選手の内側に鈴木選手が入り、激しい番手争いがバックストレッチまで続いた。浅井選手が守り切るも、小松崎選手が強烈捲りを放ちトップ逆転。4コーナー周って小松崎選手が1車身リードするも、浅井選手の逆襲、中村選手の末脚でゴール直前3車並走の大激戦のままゴールへなだれ込んだ。ゴールライン手前で、さらに一伸びした浅井選手に軍配が上がった!!浅井選手はレース後、大歓声に応えるように、スタンド席にヘルメットを投げ入れるファンサービスも行った。

浅井選手はレースを振り返って「最終直線は、気持ちで(ゴールまで)持って行った」とコメントした。また、「来年は静岡(グランプリ)を目指して、走りたい」と来年の年末に既に目を向けている様子。来年3月には、松阪GⅡ第5回ウイナーズカップも開催される。松阪ウイナーズカップを優勝し、年末に更なる弾みを付けてほしいものだ。

レースダイジェスト、浅井選手のインタビュー等が凝縮された映像を是非こちらの松阪YouTubeチャンネルからご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=7Wk78zcw-pw

2020年松阪本場開催は、今開催で終了となります。1年間たくさんのご投票、ご声援ありがとうございました。2021年は1月15日FⅡモーニング♥から始まります。選手達の熱戦にご期待下さい。また、3月25日(木)~28日(日)にはGⅡ第5回ウイナーズカップが開催されます。トップ選手同士のハイレベルレースにもご注目下さい。

<1月松阪本場開催のお知らせ>
1月15日~17日 松阪FⅡモーニング♥  うつくしや松阪木綿賞
1月23日~25日 松阪FⅡミッドナイト   NIPPO賞争奪戦

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