松阪開催連続V!吉田篤史が単騎でも強さ光る!!

FI 秋の霜ふり本舗杯 松阪木綿賞
【9月10日~9月12日】
A級1,2班決勝 優勝者 吉田 篤史(奈良109期)

松阪FI開催は約1ヶ月振りではあるが、6月、7月のFIはナイター開催。デイ開催のFIは5月以来4カ月振りとなった。デイ開催のFIでは、場内イベントとして①=②肉キャンペーンの抽選券を先着形式で配布される。TV中継内と合わせて参加すれば、松阪肉が当たる確率がアップする。配布枚数は開催によって異なるため、ホームページ等のイベント情報を確認いただきたい。

A級1,2班決勝注目は、富山の村田祐樹選手(121期)。8月15日にチャレンジ戦で9連勝を決め、A級1,2班に特班して2節目。前節は惜しくも準決勝3着で決勝進出とはならなかったが、今節は1着2着で決勝進出。1,2班戦初優勝をかけて、ここは負けられない一戦。番手には愛知の泉谷元樹選手(101期)。村田選手の仕掛けに離されず付いていきたいところ。対するは、中部別線の岐阜の藤井準也選手(105期)。6月から9節走って決勝シートを外したのは、1節だけ。番手には同県の柴田祐也選手(94期)。準決勝でも藤井選手と連携し、ワンツー決着。ここも準決勝の再現を狙う。単騎で戦う奈良の吉田篤史選手(109期)も実力上位。7月の松阪FIナイターでも優勝しており好相性バンク。自力脚十分なだけに、チャンスで仕掛けて押し切りを狙う。九州ラインの福岡の中村翔平選手(117期)、宮崎の田中洋輔選手(84期)も展開次第ではチャンスが巡る。

レースは残り2周、前を取った中村選手に対して、村田選手、藤井選手が前を抑えようと動きを見せるも、中部同士で見合う形で元の隊形に戻る。打鐘が鳴り残り1周のホームで村田選手が先行発進。スピード良く駆けた分、番手の泉谷選手とは車間空いた。中村選手が2番手に収まるも、バックストレッチ手前では5車身程の車間が空いてしまった。村田選手を追って、バックから吉田選手、藤井選手が猛スピードでスパート。村田選手も勢いよく先行した分、少しペースが落ちはじめ、4コーナーで完全に捕まってしまった。V争いは吉田選手と追った藤井選手となったが、力でねじ伏せた吉田選手が見事優勝を飾った。

レース後の吉田選手のインタビューは下記の通り。
「パターンは色々考えていたけど、思っていた並びとは違いました。その中でもうまく前々に行けました。村田君がいい勢いで行ったのでキツイなぁ…と思ったけど、前が千切れ千切れになっていたので、一つ一つ追い上げながら届けばいいなと思っていました。最後は村田君に近づいてきたので、スピードをもらって行くことができました。上がり10秒9は初めてです!」
「以前S級に上がる前よりいいのは間違いない。いい練習環境の中で練習させてもらっている成果が出ていると思います」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=cOJOO1DzB4U)の5:47:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
9月22日~24日 FI・COPD認知度向上カップ 本居宣長賞 日刊スポーツ賞
10月7日~10日 GⅢ 開設72周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
10月17日~19日 FI CTC杯 マックマッキー賞 スポーツ報知賞

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