FⅡナイター・❤ 万協フィギュア博物館杯
【7月9日~7月11日】
L級決勝 優勝者 杉浦 菜留 (愛知118期)
松阪バンクでガールズレースが行われるのは3月のウィナーズカップ、ガールズコレクション振り。節間シリーズでファンの皆様の前で行われるのは2月西日本カップ振りと久しぶりのガールズケイリン。華やかな選手達を一目見ようと、連日スタンドには多くのファンの皆様が駆けつけた。令和3年度初の松阪ガールズ決戦を誰が制するか楽しみな一戦だ。
L級決勝注目は、唯一連勝で勝ち上がった埼玉の高橋梨香選手(106期)。連日巧みなレースを披露し、経験の差を活かしてパーフェクトVでシリーズを締めくくりたい。勝てばガールズ最年長記録。更新なるか。対するは、地元松阪所属で今節本デビューの太田瑛美選手(120期)。初出走となる初日は見せ場を十分作ったが惜しくも4着惜敗。2日目にバックから捲って嬉しい初1着を飾った。ダッシュ力魅力の地元ルーキー、デビュー節初優勝に期待が集まる。混戦のガールズ決勝、チャンスがある選手はまだまだいる。初日1着とした東京の高橋朋恵選手(108期)。脚の調子はいいと前日コメントした愛知の杉浦菜留選手(118期)。ゴール前一撃ある奈良の日野未来選手(114期)。そしてもう一人の地元近澤諒香選手(118期)。レースの行方に注目だ。
レースは、初手大きな動きなく、残り1周半の打鐘が入る。6番手にいた高橋朋恵選手が前を伺って動いたところを、3番手にいた高橋梨香選手が先に動く形。7番手の杉浦選手も合わせて2番手の位置を確保。残り1周のホームで6番手から太田選手が巻き返しの捲り先行。マークする形で近澤選手も続く。太田選手はバック前に出来るも、外を周された近澤選手は一歩後退。3コーナーに入るところで太田選手の外から杉浦選手が捲りで迫ってくる。太田選手も内側で粘りを見せたが、4コーナー出口で遂に吸収され、最終直線へ。杉浦選手をマークする格好で高橋朋恵選手、大外からは息を潜めていたかのように日野選手が伸びて迫る。それでも杉浦選手が追撃を振り切って、見事デビュー初優勝を飾った。
レース後杉浦選手は「(7月23日が誕生日)20歳最後のレースで初優勝を飾れて嬉しい」と安堵した様子。決勝は「前々を取って、タイミングよく行けて良かった」とレースを振り返った。今後に向けては「また優勝出来るように練習をコツコツ頑張りたい」とコメント。まだまだデビュー2年目に突入したばかり。ここから羽ばたいていきたい。
A級チャレンジ決勝の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=pz2vFSNYF_M)の4:52:00からご覧下さい。
また松阪けいりん公式Twitter(@mku47)に打鐘からゴールまでのスタンドからの映像も公開中。
詳しくはこちら(https://twitter.com/mku47/status/1414201018947047431)
<次回松阪本場開催のお知らせ>
7月17日~19日 FⅡモーニング 五桂池ふるさと村杯
7月31日~8月2日 FⅠナイター・❤ HANADAMAカップ 駅鈴賞
8月23日~25日 FⅡミッドナイト・❤ WINTICKET杯