坂田康季が人気に応える捲りを決めて、2場所連続完全V!

FIIモーニング  タケガワふれあい動物園杯
【3月29日~3月31日】
A級1,2班 優勝者 坂田 康季 (佐賀121期)

松阪けいりん令和5年度開催もいよいよ今シリーズがラスト。今年に入って松阪開催は多く行われ、今節で10節目。新年度も4月にFIIナイターとFIデイ開催を予定しており、まだまだ連続開催は続く。令和6年度も松阪けいりんをお楽しみください♪

A級1,2班決勝注目は、佐賀の坂田康季選手(121期)。前節小倉では完全Vを飾り、勢いそのまま今節も2連勝で決勝進出。絶好調モードの坂田選手がレースの主導権を握る。番手には福岡の佐藤健太選手(101期)。佐藤選手も今期1優勝、2準優勝と悪くない。坂田選手の後ろから抜け出しを狙う。対するは中近ライン。ライン先頭は大阪の北川大五郎選手(103期)。今期は決勝シートを外しておらず、岸和田で優勝。自力自在で坂田選手より先に攻めたいところか。番手には地元の柴崎俊光選手(91期)。ホームバンクこそは四日市だが、地元開催に気を吐く今シリーズ。北川選手の仕掛けに乗ってゴール前勝負に持ち込みたい。ライン3車と利があるのは関東ライン。福島の前川大輔選手(113期)、静岡の落合達彦選手(96期)、静岡の丸山啓一選手(74期)。全選手前期S級と実績は十分。巧みな立ち回りで、逆転Vを狙う。

レースは残り2周、前を取った坂田選手に対して前川選手が抑えて先頭。上手い仕掛けで誘導員も残した状態。坂田選手は4番手に下がるも、外側に北川選手が蓋をされる展開。打鐘で北川選手が仕掛け、合わせるように前川選手も動いて先行争いに。熾烈な先行争いを制したのは前川選手。柴崎選手が4番手に切替た2コーナーから、坂田選手が強烈な捲り。タイミング良く仕掛けた坂田選手、佐藤選手の2人が完全に出切ってV争いは一騎打ち。最後までスピードが落ちなかった坂田選手が、佐藤選手も寄せ付けない走りで見事完全優勝を飾った。

レース後坂田選手のインタビューは以下の通り。
「先行はできなかったけど、ワンツー決めることができてよかった。前の踏み合いは、冷静に見ることができて、踏み出しもよかったです。11秒4?そんなに出ていたんですね!」
「しっかり練習して、結果が付いてきているのはいいと思います。2場所連続完全Vで次に(S級特進の)期待がかかる? いや~、意識しないようにして、しっかり一つ一つ行きたいと思います」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=ewbWukwYoYs)の4:50:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
4月4日~6日 FII ナイター 茶重リーフティーCup
4月11日~13日 FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 創刊75周年記念日刊スポーツ賞
5月26日~28日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪

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