尾方祐仁選手が捲って、直前四日市に続き三重県連覇、今年3回目のV

FIIナイター  茶重リーフティーCup
【4月4日~4月6日】
A級チャレンジ 優勝者 尾方 祐仁(岐阜123期)

松阪けいりん令和6年度最初の開催はFIIナイター。今節は決勝戦の開催レースが普段と異なり、A級チャレンジ戦が7R、L級ガールズは9R、A級1,2班戦が12Rで行われた。

A級チャレンジ決勝注目は、千葉の山田駿斗選手(123期)。初日、2日目連勝で勝ち上がり、また直前の福井、川崎と2連続V中。自力駆けで3連続Vに向かう。番手には千葉の里見恒平選手(99期)、3番手に青森の須々田隊大昇選手(80期)。準決勝戦でも3車連携しワンツースリー決着。ここも山田選手の仕掛けに乗って上位独占を狙う。対するは岐阜の尾方祐仁選手(123期)と地元ホームバンクの岩見潤選手(71期)の中部勢。3日間の連携も、直前の岐阜、四日市と同斡旋で連携が続く。阿吽の呼吸で初日、準決勝は岩見選手が差して2連続ワンツー決着。123期からはもう1選手、福井の竹澤雅也選手。番手に長野の木下章選手(61期)。いずれも123期がライン先頭でレースを組み立てる。

レースは残り2周、前を取った竹澤選手に対して、山田選手が前を競りかけるが、竹澤選手が突っ張る動き。山田選手は一旦後方に下げて体制を整える。竹澤選手も後ろの仕掛けを警戒しながら先頭でペースを作る。打鐘では仕掛けなく、中団に構える尾方選手が2番手との車間を空けながらタイミングを図る。残り1周ホームで先に動いたのは山田選手、この動きに合わせるように尾方選手、竹澤選手が踏み上げて一気にペースアップ。尾方選手の番手の岩見選手が山田選手に牽制する間に、尾方選手が捲り発進。山田選手も何とか岩見選手を振り切って尾方選手に続く。逃げる竹澤選手を3コーナーで捕まえた尾方選手と後ろを追走する山田選手の一騎打ち展開。山田選手も差しを狙うも、尾方選手が好展開からペースを落とすことなく駆け抜け、山田選手を振り切って見事優勝を飾った。

レース後尾方選手のインタビューは以下の通り。
「(同期の中で)予選、準決勝と僕だけ2・2着だったので、ここで勝てば何とか取り戻せるかなと思って、優勝したい気持ちでした」
「中団から切って、切って、来なければ自分で駆ける予定だったけど、(竹澤雅也さんに)突っ張ってもらえたので、落ち着いて行きました。山田(駿斗)君にカマさせると厳しいので、カマさせないように車間を切りました。最後は力勝負だったので、踏んで踏んでという感じでしたね。でも、岩見(潤)さんの援護がなかったら勝てていなかったので、ありがたかったです」
「今後は、1・2班に上がっても勝てるような走りを覚えていきたい」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=-MnXwiWYUzY)の3:02:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
4月11日~13日 FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 創刊75周年記念日刊スポーツ賞
5月26日~28日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
6月19日~21日FII ミッドナイト チャリロト&リンカイ!杯

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