シリーズリーダーの山田庸平選手が堂々たる逃げ切りV!

FIナイター  令和6年能登半島地震復興支援競輪 松阪焼肉かどやカップ 松浦武四郎賞
【3月19日~3月21日】
S級 優勝者 山田 庸平 (佐賀94期)

松阪FIナイターは、昨年12月振りの開催となった。有観客での開催も昨年12月振りとあって、多くのお客様にスタンドでご観戦いただいた。

S級決勝注目は、佐賀の山田庸平選手(94期)。競走得点113点と今節は抜けた存在。初日こそは4着となったが、準決勝戦は実力上位の走りで1着。自力自在の動きで抜け出しを図る。番手には徳島の湊聖二選手(86期)。湊選手も準決勝1着と悪くない動き。山田選手に乗って優勝を狙う。3番手には山口の久保田泰弘選手(111期)。久保田選手は連勝で勝ち上がっており調子は上々。今年初の決勝進出だが、チャンス十分。対するは和歌山の石塚輪太郎選手(105期)。初日特選は、捲り追込で見事1着。主導権取りで強敵撃破に燃える一戦。番手には京都の畑段嵐選手(105期)。畑段選手も意外にも今期決勝進出1回。石塚選手の動きがいいだけに絶好の展開をものにしたい。3番手には大阪の神田鉱輔選手(100期)。落車明けの今シリーズとなったが、3着3本で決勝進出。展開突いてV奪取を狙う。単騎で挑む愛知の高橋和也選手(91期)もワンチャンスにかける。

レースは残り2周、前を取った山田選手に対して石塚選手が抑えて様子を見る。打鐘で山田選手が抑え返してそのまま先行体制に。縦一本のままバックストレッチを通過し、石塚選手が3コーナーから捲り発進。徐々に差は詰まるも4コーナー周って3番手の位置。しかし、ゴール前にかけて強烈な伸び脚を見せて山田選手に急接近。さらに石塚選手の外をから畑段選手、間を通って神田選手、山田選手の番手から出る湊選手、山田選手と湊選手の間を割って入る久保田選手と6選手がゴール線直前で並びかける大接戦となった。それでも押し切った山田選手が見事優勝、2着に湊選手、3着に石塚選手が入着した。

レース後山田選手のインタビューは以下の通り。
「初日に押さえて駆けた距離が長かったので、決勝では遅めに行きました。ペース配分やコーナーの走り方を、気をつけて調整したかったので先行しました。手応え? 初日に(石塚輪太郎に)捲られたので全然なかったけど、あとはいい結果が出ればいいなと思って走りました」
「3日間、力を出せるような組み立てで、逃げ切ったので自信にもなりました。明日からまた練習を頑張って、次(地元武雄・万博協賛GⅢ)に向かって仕上げたい」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=fhwK91CxZcc)の5:25:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
3月29日~31日FIIモーニング  タケガワふれあい動物園杯
4月4日~6日 FII ナイター 茶重リーフティーCup
4月11日~13日 FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 創刊75周年記念日刊スポーツ賞

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