シリーズリーダー松坂侑亮が強さ見せつけて今期3回目のV

FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
【3月14日~3月16日】
A級1,2班 優勝者 松坂 侑亮 (神奈川115期)

A級1,2班決勝は2分戦の攻防。ライン4車で挑むのは南関勢。ライン先頭は、神奈川の松坂侑亮選手(115期)。今期S級から降格となったが、ここまで2Vと他を圧倒。圧倒的な脚力でここも優勝を狙う。番手には千葉の春日勇人選手(82期)。春日選手も元S級戦士。こちらは優勝こそないが、安定した成績で決戦進出。絶好の番手で今年初Vのチャンス。3番手に千葉の須藤誠選手(92期)。初日1着を飾り、勢いそのまま今年初優参。4番手には埼玉の高橋昇平選手(99期)。初日特選1着と調子は上々。4番手からでもコース探してチャンスを掴むか。対するは中部勢。愛知の疋田力也選手(119期)と三重の溝口葵選手(117期)。疋田選手が強烈な仕掛けで前を取れれば、溝口選手にもチャンスが巡る。松坂選手VS疋田選手の構図となり、ライン先頭同士が縺れた展開を狙うのは単騎で挑む岡山の戸伏康夫選手(96期)。レースの行方に注目だ。

レースは残り2周手前、前を取った南関勢に中部勢が競りかける。残り2周で誘導が退避した直後、松坂選手が突っ張りを見せて、中部勢が一旦引いた。各ラインが体制を整え直す間に、単騎の戸伏選手が南関ラインの2番手内側に切り込み、番手競りとなった。打鐘過ぎて、疋田選手が再度カマシを仕掛けるも当然、松坂選手が突っ張り先行。番手も春日選手が守り切り、そのまま疋田選手をブロック。疋田選手はこの動きに外に浮いてしまい3番手外並走と苦しい展開。溝口選手もすかさず自力に転じて捲りに打って出るも、2番手外に届かないまででいっぱい。4コーナー手前で完全に南関ライン内の戦いとなった。逃げ粘る松坂選手に対して番手から差し迫る春日選手、3番手外から迫る須藤選手、さらに大外4番手から追い込んできた高橋選手がなだれ込む形でゴールを通過。大接戦となった優勝争いは、松坂侑亮選手が押し切って見事今期3回目のVを飾った。2着に須藤選手、3着に春日選手とラインで上位独占の結果となった。

レース後松坂選手のインタビューは以下の通り。
「突っ張りは全然想定ではなく2割くらい。8割くらいは引く作戦でした。やり合って潰れることだけはダメなので、その場合は引いて、(疋田)力也が流すならカマシ、やる気なら捲り…と。それで、突っ張る素振りをしたら(疋田が)引いたので。1コーナで春日(勇人)さんが仕事をしてくれたし、溝口(葵)さんもすぐには来れないので、初日と違ってペースに入れることができました。最後は差されたと思ったけど、優勝できてよかったです。これからも切磋琢磨して頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=fV1K6kVBuMY)の3:20:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
3月19日~21日FI ナイター 令和6年能登半島地震復興支援競輪 松阪焼肉かどやカップ 松浦武四郎賞
3月29日~31日FIIモーニング  タケガワふれあい動物園杯
4月4日~6日 FII ナイター 茶重リーフティーCup

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