FI 丸井食品鶏焼き肉CUP 松阪木綿賞 創刊75周年記念日刊スポーツ賞
【4月11日~4月13日】
A級1,2班 優勝者 西村 豊(三重84期)
今節は、昨年9月に続いて、有限会社丸井食品三重工場様にご協賛いただいた。丸井食品といえば、松阪鶏焼き肉のタレ。競輪解説でお馴染みの荒木実さんも、大好きな味ということで、松阪で仕事をした後は必ずお土産に買って帰る程美味しいタレ。ぜひ自宅で松阪鶏焼き肉を堪能してもらいたい。オンラインショップはこちら
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A級1,2班注目は、岩手の照井拓成選手(115期)。今期優勝3回と実績上位。前期元S級の実力者がここはレースの主導権を握る。番手には福島の菊池翔選手(119期)。照井選手の仕掛けに乗って、ゴール前勝負に持ち込みたい。対するは4車ラインで挑む中部勢。ライン先頭は愛知の佐藤竜太選手(119期)。準決勝では1着を飾り今年3回目の決勝戦。ラインの利を活かして逃げ込みを図りたい。番手には地元の井田晶之選手(113期)。井田選手は今年2回目の決勝戦。佐藤選手が逃げる展開なら渾身の差しでV狙う。3番手には地元の西村豊選手(84期)。地元バンクでは、A級1,2班戦での優勝はまだない。自力もある実力者なだけに3番手からの強襲もある楽しみな存在。4番手に愛知の田中雅史選手が固める。ライン同士がやり合う展開となれば、単騎で戦う神奈川の塚本瑠羽選手(119期)にチャンスが向く。
レースは残り2周、前を取った照井選手に対して佐藤選手が押さえる。照井選手は無理に抵抗することなく後ろに下げる。塚本選手は中部ラインの後ろに乗って展開を待つ。打鐘から佐藤選手が徐々に踏み出し、マイペースの先行開始。ホームではさらに加速して後方の仕掛けを封じる。完全に中部勢のペースとなったが、2コーナーで塚本選手が5番手から捲り発進。十分引き付けてから井田選手が2番手から牽制。しかしその後の伸び脚を欠き、佐藤選手より前には出れなかった。この動きを確認した西村選手がすかさず3番手から井田選手と佐藤選手の間を通って4コーナーでトップに立つ。西村選手の動きに続き田中選手も抜け出した。3番手以降は、井田選手を乗り越えた塚本選手、その外を回って照井選手、菊池選手で大混戦だが、V争いには厳しい展開。完璧なタイミングで抜け出した西村選手がそのままゴールまで寄せ付けない展開で見事優勝、2着に田中選手、3着に大外伸びた菊池選手が入着した。
レース後西村選手のインタビューは以下の通り。
「地元で優勝できて嬉しい。松阪でA級の優勝がなかったので、念願叶いました。今回は、高校時代からの付き合いがある同級生の高谷進太郎君と(宿舎で)同部屋で、リラックスして過ごすことができましたね」
「もちろんS級で走りたいという気持ちでずっと走っているので、もう一つ上を目指したい」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=BdPvY1MaPBg&t=10152s)の5:30:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
5月26日~28日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
6月19日~21日 FII ミッドナイト チャリロト&リンカイ!杯
7月25日~27日 FIIミッドナイト やっぱ!オズパ!杯