FⅡナイター・❤ 万協フィギュア博物館杯
【7月9日~7月11日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 仲野 結音 (大阪117期)
7月開催2節目はFⅡナイター決戦。ナイター照明に照らされた夕方以降は、日中のレースとはまた違った雰囲気になる。次回のナイターは7月31日松阪FⅠ。是非本場スタンドで、レース観戦をお楽しみ下さい。
A級チャレンジ決勝の注目は、前場所6月30日に地元京都向日町競輪で本デビュー、完全優勝を飾った徳田匠選手(京都119期)。勢いそのままに松阪でも完全優勝達成なるか。対するは大阪の仲野結音選手(117期)。特別昇班がかかったレインボーカップでは残念ながら9着。しかしながら小田原、大垣で6連勝しており、今場所も予選、準決勝を連勝とし特別昇班に王手がかかっており、後輩には意地でも負けられない。準決勝でも連携した北浦弘幹選手(和歌山77期)と再連携で挑む。近畿勢に待ったをかけるのが地元三重の溝口葵選手(117期)。6月松阪ミッドを完全優勝してから好調をキープしている。溝口選手も連勝しており、決勝は九州2車を連れた3車ラインで勝負。117期&119期によるハイスピード決戦が幕を開ける。
レースは、残り2周で仲野選手が前を抑え、後ろの動きを待つ展開。打鐘を迎えても動きはなく残り1周のホームで徳田選手が捲り発進。待ち構えていた仲野選手が同タイミングで踏み出し先行体制。溝口選手も徳田選手に続いて捲り発進。徳田選手、溝口選手共にライン連結は外れてしまった。仲野選手の番手北浦選手が、徳田選手の捲りを必死でブロック。溝口選手も徳田選手の後ろで車が止まっている。仲野選手のスピードもよく4コーナー周っても仲野選手、北浦選手ラインが優勢。最終直線でもスピード落ちる事なく、仲野選手が捲らせず、差させずの完璧なレース披露のライン決着で、見事特別昇班を決める完全優勝を飾った。
レース後仲野選手は「絶対に先行しようと思ったので、先行で勝てて良かった」「今までで一番いいレースが出来て、強い敵に勝てたのは良かった」と会心のレースが出来た様子。今後の大きな目標について聞かれると「自分のペースで上に上がって、古性選手と同じようにGⅢの舞台で活躍できる選手になりたい」とコメントした。これでA級2班へ特別昇班。先ずは同期と同じ舞台で活躍したいところだ。
A級チャレンジ決勝の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=pz2vFSNYF_M)の4:27:00からご覧下さい。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
7月17日~19日 FⅡモーニング 五桂池ふるさと村杯
7月31日~8月2日 FⅠナイター・❤ HANADAMAカップ 駅鈴賞
8月23日~25日 FⅡミッドナイト・❤ WINTICKET杯