デビュー3節目で初優勝&パーフェクトV

FⅡミッドナイト みんなの競輪カップ【7月6日~8日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 橋本 優己(岐阜 117期)

ミッドナイトレースが続く松阪バンク。今節から1日9R制で開催された。初日、2日目は雨の中競走が行われ、車券も3連単8万円を超えるビッグ配当も飛び出すなど、2日間で万車券7本、3連単平均払戻額15,875円と荒れた開催となった。

天気が回復して迎えた3日目、車券も落ち着きが見られ始めた。A級チャレンジ決勝の注目は5月からデビューした117期で、師匠に父を持つ二世レーサーの2人、岐阜の橋本優己と静岡の渡邉雅也だ。2人共強烈なダッシュ力を見せ、初日、2日目と連勝を飾り、完全優勝を狙う一戦となった。橋本は初日の先行失敗を悔やんでおり、打鐘過ぎから先頭を走る渡邉を抑え、先行の体制に持ち込んだ。後ろを懸命に追う渡邉は橋本の後ろを守る中部ラインに完璧に抑え込まれ前を追えず後退。番手から迫る先輩らを振り切り、橋本がガッツポーズでゴールラインを駆け抜けた。

ガッツポーズを見せた橋本は「完全優勝が嬉しくて、つい。」と気持ちが溢れてしたこととコメント。さらに「1つ1つのレースを積み重ねて、特別昇班を目指したい」と今後の競輪界を盛り上げるルーキーが力強い言葉を残した。

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