やったぜ!下井竜!特班後初優勝を完全Vで達成

松阪所属の下井竜選手が、名古屋FⅠでA級1、2班で初優勝しました。
本当におめでとうございます!!

昨年はまさにコロナ禍真っ只中で無観客開催を余儀なくされた名古屋競輪のGW開催でしたが、今年もまだコロナウイルスの影響が残る中でもなんとかお客様を迎えて開催できる運びとなりました。正直、今はまだ大手を振って「どんどんご来場下さい!!」なんて言える状況とは言い難い状況ですが、ウイルスへの対策は”自己管理”の部分も大きいという意識はせひ頭の片隅に置いて頂き、感染対策を徹底(マスク着用・ソーシャルディスタンスの確保etc.)した上でレースを楽しんで頂きたいと思います(^^)

今回はどのカテゴリーも実力接近でやや波乱含みのシリーズでしたが、決勝戦は特に若手機動型の奮戦でかなり見応えある戦いだったのではないでしょうか?!中でもA級決勝を制した下井竜の走りは今後の更なる活躍を予感させるに十分なパフォーマンスだったように感じました(^^)

レースは直前にA級初優勝など勢いがある村上竜馬に捲りの切れ味に定評ある南蓮という115期勢が相手でしたが、南の抵抗を抑えて且つ村上の巻き返しを振り切るという力強さでまさに完勝という実戦内容!!B本数と決まり手が示す通り徹底先行で力を付けていますが、ただ先行をするというだけでなくレースの流れを自分の形に引き寄せる”駆引き”という部分でも着実に経験値を上げているところが今回のA級初優勝に繋がっていると思います。

さらに驚いたのがこのレースのラップタイム!下井選手にしては少し遅めの仕掛けだったとはいえ、ラスト一周のタイムが22秒4というのは完全にS級並みのタイム!道中は南選手とのもがき合いがあって本来なら消耗戦になりそうな流れだったにも関わらず、前半の半周11秒1~上がり11秒3にまとめているというスピードの持続力を見せました!

このタイムなら展開が嵌ったかに見えた村上選手が捲り切れなかったのもなんとなく納得(村上選手も11秒4で上がっている?!)?!ただ村上選手にとっては最終Bでの落車が一瞬気になった可能性もあり、スムーズな捲りだったらもう少し迫ったかも?今回は予選・準決の2連勝は間違いなく近況の充実を証明するもので、特にハイレベル戦だった準決勝で中野雄喜を一蹴した脚勢が印象的!下井選手と村上選手、ともに今後の可能性を大きく示した今シリーズの戦いぶり!しばらくこの両者の奮闘には注目していきたいものです(^^)

次回の名古屋競輪は5月8日からGW開催の第2弾、競輪ルーキーシリーズ2021が開催されます!新人レーサーたちの顔見世興行…ヤングレーサーの未来の可能性をぜひチェックしてください(^^)
次回の名古屋競輪もどうぞお楽しみにm(__)m 

記事:実況アナ 藤澤宏己

出典:中日スポーツコラム 今開催の振り返り 5月1日~3日/スポーツニッポン杯・サテライト一宮カップ(F1) [2021年5月5日]|名古屋けいりん
hhttp://nagoyakeirin.com/column/detail.php?id=169

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