FII モーニング ごかつら池ふるさと村杯
【11月22日~11月24日】
L級ガールズ班 優勝者 太田 瑛美(三重120期)
松阪ガールズは1ヶ月振り。今年はガールズ初のGI競走が新設され益々ガールズケイリンが盛り上がりを見せている。12月は松阪で4開催の内、3開催がガールズケイリンが開催される予定。ぜひ本場にてガールズケイリンを楽しんでほしい。
ガールズ決勝は注目は、地元松阪バンクで今節競走得点トップの太田瑛美選手(120期)初日2日目と危なげなく連勝を飾りV筆頭。ただ今年は8回決勝戦に進出するも未だ優勝はなし。今年初優勝に向けてチャンス十分。対するは東京の松本詩乃選手(122期)近況安定感が増し、競走得点もアップ。初日は1着を挙げ、タイミング良く仕掛けて逆転Vの可能性を秘める。割って入りたいのは、東京の高橋朋恵選手(108期)。2日目は1着とし初日の6着を巻き返した。愛知の當銘沙恵美選手(118期)もチャンス到来。2日間先行で2着。ここも積極的な走りでゴールまで粘り込みを図りたい。愛知の中西叶美選手(112期)、三重の川嶋百香選手(114期)、茨城の戸邉香奈実選手(124期)も展開次第では十分にチャンスはありそう。誰が勝っても今年初優勝の一戦に大注目だ。
レースは残り2周、初手6番手だった當銘選手が4番手を走る太田選手の前に入って位置取りに変化はあったが、打鐘では誰も動かず、残り1周のホームから當銘選手がカマシて先行開始。2番手には太田選手、3番手に高橋選手が続く。5番手に下がった松本選手がバックから捲りに打って出る。この動きに反応した太田選手が先捲りに動き、高橋選手と松本選手が2番手並走で太田選手を追う。當銘選手も4コーナーまで粘りを見せたが、太田選手、高橋選手、松本選手が外から伸びて3車でV争い。好位置から捲りを仕掛けた太田選手がゴールまでスピードが落ちることなく押し切って地元松阪初V。2着は大接戦となり、2分の1車輪差で松本選手が制した。
レース後の稲毛選手のコメントは下記の通り。
「風が強かったので、自分が一番得意な形で行こうかなと思いました。後ろから音が聞こえてきて、『これで行かれたら優勝はない』と思ったので、ちょっと早めに踏みました」
「地元松阪での初優勝はとても嬉しい!来る前、周りからもプレッシャーをかけられて。最後には、(選手宿舎の)食堂のおばちゃんにも『優勝しやなアカンでー!』って言われました(笑)」
「今年はずっと優勝できていなくて、自分の中で焦っていたけど、今日優勝できてよかった。来年は競輪祭に出られるように頑張りたい。次は中3日で小倉、しっかり優勝目指して頑張ります!
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=F5TGw8EmtlE)の4:25:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
11月26日~28日 FII ミッドナイト オッズパーク杯
12月1日~3日 FI 西日本カップ 霜ふり本舗杯 中日スポーツ賞
12月8日~10日 FIナイター 第四回大正カラーカップ 松阪木綿賞 スポーツ報知賞