FⅡ・モーニング 茶重リーフティーカップ賞
【3月21日~3月23日】
L級ガールズ決勝 優勝者 林 真奈美(福岡110期)
松阪ガールズケイリンは、前節松阪ガールズトーナメントに続いて2節連続。風も比較的穏やかなコンディションで行われた今シリーズは、3日間ディスクホイールでレースが行われた。ディスクホイール、スポーク車輪で選手によって得意不得意があるとのこと。条件は全選手同じではあるが、是非そういった部分も含めてガールズケイリンの予想を楽しんでいただきたい。
ガールズ決勝注目は、予選、準決勝を1着で勝ち上がった奈良の日野未来選手(114期)。脚の感じはあまり良くはないとコメントするも、1着で勝ち上がっており、的確に展開突いて完全V達成を狙う。対するは自力自在型の福岡の林真奈美選手(110期)。前々節の防府モーニング7で優勝し調子は安定。ここも積極的に動いて主導権取って押し切りたい。地元からは太田瑛美選手(120期)。ダッシュタイプの脚質で2日目は林選手を捲って1着。地元初優勝に向けてもここはチャンスか。今節競走得点トップの内野艶和(福岡120期)も、前節小倉で優勝し連続Vに虎視眈々。白熱のガールズ決勝、レースの行方に注目だ。
レースは、号砲後のポジション争いから駆け引きが見られた。誘導の後ろに林選手、日野選手と枠番順に収まるも、林選手の横に内野選手、太田選手と林選手の後ろが欲しそうな意思表示も、4番手になることを嫌ってか日野選手も主張の構え。レースはそのまま進み打鐘が鳴り、残り1周から林選手がペースアップ。1コーナーで内野選手が外を捲る動きに林選手が少し外に膨れた瞬間、日野選手が内を突いてイン捲りの展開。地元太田選手は内野選手の外を周る格好となり苦しい展開。逆に日野選手の番手が取れた林選手には絶好の展開。3番手には内野選手が収まり、ワンチャンスに賭ける。4コーナー周って、少しスピードが落ちた日野選手を差して交わした林選手が見事優勝を飾った。4コーナー出口から再度追い上げを見せた内野選手が2着、見せ場を作った日野選手は3着という結果になった。
レース後林選手は日野選手の動きについて「予想外だった。凄い踏み出しだったので、後ろ付くのがいっぱいでした。」「(番手に収まったが)落ち着く余裕もなく残り半周だったのでいっぱいいっぱいでした。」とレースを振り返った。近況ではオリンピック用のフレームに変え、それが合ってきたという林選手。今後は「ムラがあるので、常に3着以内に入れるように頑張りたい」とのこと。努力家の林選手。今後の活躍に期待したい。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=MIQ0Gkd7Hz4&t=16558s0)の5:07:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
4月8日~10日 FⅡ・モーニング ごかつら池ふるさと村杯
4月13日~15日 FⅡ・ミッドナイト VTuber宇佐美にさみCUP
4月19日~21日 FⅡ・ミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット