夏の霜ふり本舗杯 本居宣長賞 スポーツ報知賞
【6月24日~6月26日】
A級決勝 優勝者 吉田 篤史 (奈良109期)
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A級決勝の注目は、競走得点トップの佐々木龍選手(神奈川109期)。初日特選を1着で制し、準決勝は惜しくも2着であったが自力スピードは確か。決勝は単騎での戦いになるが、捲り一撃でファンの期待に応えるか。対するは近畿ラインで挑む奈良の吉田篤史選手(109期)と大阪の松田治之選手(73期)。準決勝では吉田選手が捲って1着、松田選手は差して1着と完璧な布陣で近畿ワンツーを狙う。地元の下岡将也選手(111期)も愛知の田中雅史選手(79期)と組んで、地元優勝に気合い十分。1番車を活かした位置取りで、勝機を見出すか。先行でレースを作るのは京都の菱田浩二選手(32期)。前を取って自分のペースで駆けて逃げ切りを狙う。京都勢の後ろ3番手は捲り絶好ポジションのため、中部ライン、近畿ライン、佐々木選手全員が欲しい局面。鐘前の位置取り争いから注目だ。
レースは下岡選手がスタート前を取り、中部ライン、京都ライン、佐々木選手、近畿ラインの並びに落ち着いた。残り2周で吉田選手が前を抑える。すかさず菱田選手が前を抑え、終始佐々木選手が京都ラインの後ろを確保する展開。打鐘が鳴り3コーナー過ぎから、下岡選手が早めに発進。ホームで前を捉えるも、後ろに田中選手とは連結が外れてしまい一車で逃げる展開に。2コーナー過ぎから、京都ラインの後ろで脚を溜めていた佐々木選手が遂に捲り発進。佐々木選手をマークする形で吉田選手、松田選手もこの動きに続く。3コーナーで佐々木選手が下岡選手を捉えるも、吉田選手がさらに外を周って佐々木選手に並ぶ。佐々木選手がコーナーを利用して外を牽制しながら、4コーナー出口で1車身のアドバンテージを築く。しかし吉田選手も諦めず最終直線に入っても佐々木選手を追い込む。徐々に距離が詰まり、ゴール前2分の1車輪交わして吉田選手が見事優勝を飾った。
レース後吉田選手は「A級最後のレースを優勝出来て良かった」と安堵した様子。また「S級パンツを履くのが楽しみ」と話してくれた。来期S級の初陣は7月8日からの福井記念。S級での活躍が楽しみだ。
A級決勝の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=zPwzyIOwY-g)の5:54:00からご覧下さい。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
7月9日~11日 FⅡナイター・❤ 万協フィギュア博物館杯
7月17日~19日 FⅡモーニング 五桂池ふるさと村杯
7月31日~8月2日 FⅠナイター・❤ HANADAMAカップ 駅鈴賞