FII モーニング ごかつら池ふるさと村杯
【11月22日~11月24日】
A級チャレンジ班 優勝者 稲毛 知也(和歌山123期)
今節は松阪FIIモーニング。モーニング開催は、第1Rが8時50分発走と朝早くから競輪を楽しむことができる。松阪モーニング競輪次回は来年3月末。ぜひ次節はご来場の上松阪モーニングを楽しんでいただきたい。
A級チャレンジ決勝は、3分戦で全ラインの先頭が123期で争われる。ライン3車の利を活かすのは、和歌山の稲毛知也選手。稲毛選手は今年決勝進出9回、優勝3回の成績。決勝メンバーの中では優勝回数は一番上。冷静な立ち回りで今年4度目のVを狙う。番手には同県の先輩の大川栄二選手(70期)今節は差しと捲りで連勝で高配当演出の立役者。絶好調の今節は久々の優勝にチャンス十分。3番手を、兵庫94期の泉谷直也選手が固める。対するは、茨城の松田昂己選手(123期)。1着2着と勝ち上がり、10月ルーキーシリーズプラスに出場と123期注目の1人。松田選手の仕掛けはレースのポイントになりそう。番手には石川の有賀高士選手。123期最後は前節松戸で優勝した宮城の菊地圭選手。今節も連勝で勝ち上がり、好調ムードをキープ。前でやり合う展開となれば1発で突き抜けそう。番手には秋田の煤賀隆幸選手(75期)。即席ラインもある中、どのようなレース展開になるか楽しみな一戦だ。
レースは残り2周、前取った松田選手に対して、菊地選手が勢い良く抑えて前を取った。松田選手は引いて3番手中団を確保。菊地選手、松田選手が5番手に構える稲毛選手の仕掛けを待つ展開。打鐘後4コーナーから稲毛選手がカマシて先行。この勢いに大川選手、泉谷選手は離れてしまう。前を取った菊地選手も突っ張って踏み上げるも、2コーナーで稲毛選手に軍配。代わって松田選手が稲毛選手を追い上げに動くも、車間は3車身以上空き厳しい展開。3番手走る有賀選手も苦しい展開で、その有賀選手を追って泉谷選手が渾身の巻き返しを見せるも3着争いまで。ゴールまで押し切った稲毛選手が今年4回目のVを飾った。
レース後の稲毛選手のコメントは下記の通り。
「とりあえず優勝だけ狙っていました。同期2人とも強いので、勝てるかどうか不安でしたが、勝ててよかった。自信につながると思います」
「通算4回目の優勝? でも、まだ完全優勝がないので、次は完全優勝したいですね。目標は、先行で完全優勝することです!」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=F5TGw8EmtlE)の3:54:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
11月26日~28日 FII ミッドナイト オッズパーク杯
12月1日~3日 FI 西日本カップ 霜ふり本舗杯 中日スポーツ賞
12月8日~10日 FIナイター 第四回大正カラーカップ 松阪木綿賞 スポーツ報知賞