123期5人対決を制したのは石田典大!!

FIIナイター 創業450周年!間近ップ
【12月28日~12月30日】
A級チャレンジ班 優勝者 石田 典大(東京123期)

今節の松阪は株式会社柳屋奉善様の協賛レース。間もなく創業450周年ということで、「間近ップ」という名前がレースタイトルとなった。優勝選手の副賞ともなった和菓子「老伴(おいのとも)」が看板商品。ぜひこちらをチェックしてみてほしい。
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A級チャレンジ決勝戦注目は、現在8連勝中で特別昇班がかかる福井の内山慧大選手(123期)。これが2回目の特班がかかる一戦。内山選手を止めたいのは、同期ライバルの4選手。東京の石田典大選手、岐阜の尾方祐仁選手、岩手の佐々木祐太選手、静岡の鈴木康平選手。全員自力自在に動ける存在で、誰がしかけてどの選手に展開に向くかは、レースの流れを読む力が優勝への近道。唯一ラインで挑む石田選手の番手には、東京の阿久津浩之選手(94期)。ベテラン力で巧みに石田選手をアシストし、ゴール前の抜け出しを狙う。また123期同士でハイペースの仕掛け合いになれば、栃木の村上貴彦選手(100期)の捲り一発も魅力だ。単騎5選手、2車ライン1つと激戦必至のチャレンジ決勝の行方に注目だ。

レースは残り2周、鈴木選手が前を抑えに動き、スタートをとった内山選手がすんなりと2番手に入るため一瞬ペースが緩んだ瞬間、なんと鈴木選手が残り2周の強行逃げ。この動きには全選手反応することなく、車間を空けて追走。打鐘が鳴り鈴木選手が4コーナーに差し掛かる頃には9車身程車間が空く展開。2番手を走っていた内山選手が後方集団を引っ張る形で残り1周ホームから鈴木選手を追撃開始。1コーナー、2コーナーと回って、流石の鈴木選手もバックではペースが落ちて、内山選手との距離が詰まっていく。バックでは3車身程の差となったが、内山選手の外から石田選手、さらにその外からは佐々木選手、尾方選手も捲って、3コーナー過ぎでは3車全員が鈴木選手と内山選手を飲み込んだ。ゴール前まで大接戦のV争いを制したのは、絶好位から先に抜け出して粘り込む石田選手と捲り伸ばしてゴール前交わしにかかる佐々木選手の一気打ちとなり、最後まで粘りきった石田選手に軍配が上がった。

レース後の石田選手のコメントは下記の通り。
「(鈴木)康平さんが来るかなと思ったので、前受け以外と思っていました。すごくうまくいきましたね。横にも同期が見えていたけど、勝ち切らなきゃいけない…と。何とか押し切れてよかったです」
「今年はデビューして不安だらけだったけど、結果的に優勝5回できたので、最高の年だったと思います。来年は、前半で特進できるように。上のレースになっても、戦えるように。先行中心にしっかりレースを作っていきたい」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=lAXrV_Okfes)の4:49:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
1月1日~3日 FIIミッドナイト オッズパーク杯
1月7日~9日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪(富山市営)
1月13日~15日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪

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