2023年最終開催の松阪ナイター。ホームバンクの太田美穂がV締め!

FIIナイター 創業450周年!間近ップ
【12月28日~12月30日】
L級班 優勝者 太田 美穂(三重112期)

松阪けいりん2023年は、選手管理棟工事が終わり9月から本場開催が再開された。9月下旬の松阪記念終了後、10月からは1ヶ月に4開催のペースで本場開催が行われた。2023年FI開催今節まで。松阪2023年最後のS級レースとなった。

ガールズ決勝注目は、埼玉の藤田まりあ選手(116期)。競走得点トップのシリーズリーダーが予選連勝と危なげなく勝ち上がった。対するは地元の太田美穂選手(112期)。2日目こそは2着ではあったが、初日は1着。ホームバンクで目一の気合い勝負。静岡の鈴木奈央選手(110期)も注目。2日目は太田選手を差して1着。前節の前橋も優勝と近況好調。自力自在な立ち回りで、連続優勝を狙う。V戦線に割って入りたいのが、山口の田口梓乃選手(102期)、東京の中村由香里選手(102期)。両者ともに予選2着があり、展開次第ではチャンス十分。さらに縺れれば、福島の鈴木樹里選手(116期)、沖縄の比嘉真理代選手(114期)。自在タイプで好位から抜け出せるか。2023年最後の松阪ガールズ決勝戦に注目が集まる。

レースは残り2周、前をとった中村選手が後ろの動きを確認するも誰も動かず。打鐘が鳴るも動かず。残り1周ホームで5番手から太田選手が仕掛ける。これに反応したのが2番手を走っていた比嘉選手。太田選手のタイミングに合わせて先捲りの展開でレースが動く。比嘉選手の後ろに太田選手が続く形となり、その後ろでは内側に鈴木奈央選手、外側に藤田選手が続く展開。太田選手が3コーナーから比嘉選手を捲りに行き、4コーナーで捕らえた。太田選手の後ろの争いは鈴木奈央選手に軍配。藤田選手は鈴木奈央選手の後ろに付く格好。勝負の最終直線は、鈴木奈央選手が強烈な追い込みを見せ太田選手を差し切る勢いで突っ込むも、太田選手が4分の1車輪差で粘り切って見事優勝を飾った。3着は藤田選手が入着した。

レース後の太田選手のコメントは下記の通り。
「緊張したけど、(ラストランの)梅澤(謙芝)さんや白井(美早子)さんにもお世話になっていたので、いいところを見せることができてよかったです! 緩んだら行こうと思っていたけど、比嘉(真梨代)さんのダッシュがよかったので、一度休んで立て直しました。最後は鈴木(奈央)さんに差されたと思って…。でも、ホームに戻ってきたら、ファンの方から『優勝おめでとう』と言ってもらえたので、優勝を確信しました。ケガから復帰して、やっと優勝できたのでよかったです!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=lAXrV_Okfes)の2:07:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
1月1日~3日 FIIミッドナイト オッズパーク杯
1月7日~9日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪(富山市営)
1月13日~15日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪

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