2023年松阪ラストS級戦!制したのは三谷竜生!!

FI この道の先にNIPPO杯 CTC杯 本居宣長賞 創刊75周年記念スポーツニッポン賞
【12月20日~12月22日】
S級班 優勝者 三谷 竜生(奈良101期)

松阪けいりん2023年は、選手管理棟工事が終わり9月から本場開催が再開された。9月下旬の松阪記念終了後、10月からは1ヶ月に4開催のペースで本場開催が行われた。2023年FI開催今節まで。松阪2023年最後のS級レースとなった。

S級決勝戦注目は、奈良の三谷竜生選手(101期)。前節の別府記念では決勝進出。小倉競輪祭での落車の影響はなさそう。ここも実力発揮して、格の違いをみせるか。三谷選手を引っ張るのは、奈良の中井太祐選手(97期)。11月の奈良FIでも優勝しており、好調気配。タイミング良く仕掛けてそのまま押し切りも狙う。3番手は和歌山の古賀勝大選手(115期)がつける。対するは京都の高久保雄介選手(100期)。初日特選こそは7着ではあったが、準決勝は差して1着。ここは自力で仕掛けてチャンスを掴む。番手には兵庫の村田雅一選手(90期)。単騎からは若手中部勢。岐阜の志田龍星選手(119期)と愛知の藤井侑吾選手(115期)。どちらも脚力は申し分ない。単騎カマシでどこまで迫れるか注目だ。

レースは残り2周、前を取った中井選手に対して、高久保選手が抑えに動く。すぐさま藤井選手が単騎逃げを仕掛けて打鐘。残り1周ホームから、中井選手が主導権を取り返す。古賀選手の後ろから志田選手が一気に加速し、捲りに動く。これに続くのが高久保選手。さらに三谷選手がバック捲りで応戦。3コーナーでは内側に三谷選手、外側に志田選手。この激しいトップ争いの後ろでは、内側が古賀選手、外側に高久保選手が番手争い。先頭も2番手も2車並走のまま4コーナー回ってゴール争い。先頭争いは、終始内側で志田選手の捲りを受け止めた三谷選手が踏み勝つ。さらに番手争いも内側の古賀選手が制して、志田選手、三谷選手を抜きに踏み込む。大接戦の優勝争いは、ゴールまで押し切った三谷選手が5月小倉FI振りの優勝を飾った。2着には粘った志田選手、3着は古賀選手となった。

レース後の三谷選手のコメントは下記の通り。
「中井(太祐)君はしっかり仕掛けてくれました。志田君には行けれてしまうかなと思ったけど、しっかり踏み込むことができてよかったです。今節は、(連続落車で)肋骨が折れている割には、しっかり走れたと思います」
「今年はいい成績を残せたり残せなかったりでムラがあったけど、来年はムラなく走りたい。来年はグランプリに出られるように、しっかり頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=FHVBt2d6QkQ)の6:12:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
12月28日~30日 FIIナイター 創業450周年!間近ップ
1月1日~3日 FIIミッドナイト オッズパーク杯
1月7日~9日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪(富山市営)

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